いつの間に買わされていた、という商品がけっこう多いものです。本当にあなたに必要なものって、なんでしょう。
あなたの世界を広げ、個性を際立たせるのが良い商品。星座別にショッピングをガイドします。
牡羊座(3/21~4/19)
あわてて買って、ゆっくり後悔。
本当に必要なものを見極める選択眼を
「欲しい!」と感じたら、後先考えずに財布を開いてしまいがち。手に入れたことだけに満足して、ショッピングバッグに入れたきりになってしまうことも。
あなたにとっては、ショッピングは狩りのようなもので、狙った獲物を手に入れて、征服欲が満たされます。
ただし、狩りと違って使ったお金のつけは必ず回ってきます。本当に必要なものが金欠で買えない羽目にならないように、欲しいと思う気持ちが一過性のものか、永続的なものかを見分けることが必要です。
あなたに縁のあるものなら必ず手に入る
あなたの「欲しい」には二種類あることを認識しましょう。
本当に必要で、役に立つもの、心から買ってよかったと思うもの。もうひとつは、一時的な衝動。
前者の場合なら、少々予算オーバーでも、妥協せずに買うべきですが、後者は単なる無駄使い。「ぐずぐずしていたら買えなくなってしまう」と考えないこと。最終的にあなたの手に入らないものは、もともと縁がなかったのです。
どうしても買っておかなくてはいけないものとの出会いは、人生にそう多くありません。
牡牛座(4/20~5/20)
欲しいとなったら金に糸目はつけない。
使用頻度も考えて、めりはりのある買い物を
本来ならしっかりした金銭感覚を持ち、無駄なお金はあまり使わないタイプですが、ひとたび惚れこんだ対象ができてしまうと、事態は一変。自らの欲望を満たすために、コツコツ貯めた貯金もあっという間に消えてしまいます。
一点豪華主義は悪いことではありませんが、使用頻度も冷静に計算してみることが必要です。
何十万のバッグを買ったのはいいものの、合わせる洋服や靴がなくてクローゼットにしまいっ放しなんてことになっては宝の持ち腐れです。
不動産購入も視野に入れたマネー計画を
選択眼を磨いて、質のいいものを選んで末永く愛用するのが最も賢明なお金の使い方。
ただし、何でも上質なものを求めると、お金がいくらあっても足りないので、ジャケットや靴にはこだわっても、Tシャツやカットソーは消耗品と割り切って安価なものを買い換えていく割り切りも必要です。
そして、究極の買い物は不動産。お気に入りの住まいが手に入れば、ファッションやコスメにもそれほど興味がなくなり、ローンをコツコツ返していくことが生きがいになり、無駄遣いも激減します。
双子座(5/21~6/21)
新しいものを見ると欲しくてたまらなくなる。
広告に踊らされず、買い控えることも検討して
新しもの好きのあなたは、携帯電話もパソコンも次々と買い換えようとします。新しい機種が出たと聞いたら、今使っているものがとんでもなく時代遅れに感じてしまうためです。
でも、メーカーの広告宣伝に踊らされているお得意様になっているだけかも。たしかに最新機能を満載した新製品は魅力的ですが、次々と買い求めていてはお金がいくらあっても足りません。
長く使うものなら払った甲斐もありますが、すぐに新しいものに買い換えてしまうものなら、新製品発売のサイクルを考えて出費計画を。
最新機能はどれだけ必要か見極めること
たとえば、カメラやテレビ機能のついた携帯電話、あなたの生活の中でどれだけ活用する機会があるでしょうか?
デジタルカメラやテレビを持っているなら、わざわざ携帯に付加機能をプラスしていく意味があるのか、冷静に分析を。目新しさから何でも買い込むのではなく、あなたの生活にとってどれだけ必要かをまず考えましょう。
書籍や映画代など最新の情報を手に入れるための教養娯楽費はあまりケチケチする必要はありませんが、数万単位の出費は財布とよく相談しましょう。
蟹座(6/22~7/22)
ものに対する愛着心が強過ぎるため、
ショッピングで失敗することも。
たとえば、気に入った口紅が見つかったら、色違いで何本も買い込み、結局使い切れず無駄にしてしまったり。
あるいは、高価でも気に入った服を買い込んで、デビューさせる日を待っているうちに微妙に流行遅れになってしまい、クローゼットの肥やしになってしまうなど。
選択眼はいいのですが、買い物に要したコストを償却できず、結果的に高い買い物になってしまうことが多いのです。
日常品にお金をかけると生活が楽しくなる
使ってこそ物の価値は生きるというもの。単に所有しているだけでは意味がありません。
たまにしか使わないパーティドレスやスキーウエアならレンタルという手もあります。お客様用に豪華な食器を取り揃えるのもいいのですが、毎日使うマグカップや茶碗、お箸にお金をかけたほうが暮らしは楽しくなります。
好きなものだから大切にしまいこむのではなく、毎日慈しんでその価値を実感しましょう。
収納スペースもあまり広くとらず、最小限にしておくのも死蔵品を増やさない秘訣です。
獅子座(7/23~8/22)
見栄を張ってばかりいると帳尻合わせが大変。
スマートにノーと言えるテクニックを身につけよう
お金の使いっぷりはきれいで、使うべきときはどーんと張り込むタイプ。1円単位まで割り勘にしようとする女友達がいると、さっと伝票を握ります。
人望は集まりますが、おごってもらって当然と考えるちゃっかりタイプには、格好のカモにされる危険が。また、店員に熱心に勧められると、そんなに欲しいと思わなくてもつい財布を開いてしまうことも。
外で見栄を張った分、家ではカップ麺といったアンバランスな生活にならないよう、引き締めるべきところは引き締めることも必要です。
無駄金を使わなくて済むよう、知恵と気配りを
どうせ使うなら生きたお金を使いましょう。すべての場で人気者になる必要はありません。
気の進まない食事会や飲み会は最初からパスしましょう。ショッピングでは予算を立てること。コートを買いにいくのなら、何万円までと決め、現金だけ持ってカードは自宅に置いておくと無謀な出費はセーブできます。
店員さんに「今日は見るだけです」と最初に言っておけば、プレッシャーも軽くなります。
たとえ買わなくても、アドバイスに対するお礼を自然に言えるようになれば、スマートな買い物客と思われます。
乙女座(8/23~9/22)
損得勘定だけをシビアに追求すると結局、損。
自分にフィットするものなら価格は気にしないで
予算を立て堅実にお金を使うことが上手です。
ただし、バーゲン価格を常にチェックし、いかにお買い得品を手に入れるかにエネルギーを注いでいるうちに、本当に欲しいものがわからなくなってしまう危険もあります。
たとえば、10万円のコートがバーゲンで半額になっていると「5万円も得する! 絶対にこれ」と決めても、あなたに本当に似合うのは、隣にかかっている2割引のコートかもしれません。
目先の損得にばかりとらわれていると、本当に満足する買い物はできません。
心の底から湧きあがる衝動に素直になろう
買い物はどれだけ得をするかではなく、どれだけ満足できるかが大切です。
自分の素直な欲求を知るために、値札を見ずに買ってみましょう。何万円もするものではなく、雑貨や食料など数百円のものなら抵抗がないはず。好きな香りのアロマオイルを値段に関係なく好みだけで選ぶのもちょっとした冒険気分が味わえます。
ファッションについては、カラー診断などを受けて自分に似合う色を決めておくのも得策。どんなにお買い得品でも自分には合わない色には手を出さずにすみます。
天秤座(9/23~10/23)
外面を優雅でも、内情は火の車のことも。
お金をかけないお洒落な生き方を工夫しよう
センスもよく、バランス感覚のあるあなたは、かなりのショッピング上手。人付き合いにもそれなりのお金をかけるので、周囲からの評判も上々です。
ただし、身につけるものは常に上質なものを選び、プレゼントや飲み会などにもどんどんお金を使っているうちに、いつしか金欠状態に。
ざっくばらんな性格なら「今、苦しいから」と言い訳できますが、いつも優雅な顔を見せたいばかりに、キャッシングやローンに手を出して雪だるま式に返済額が増えていく危険も。
締めるところは締めて、めりはりのある使い方を
懐具合が寂しくなってきたら、持ち前のセンスを発揮しましょう。シーズンごとに新作ファッションを買わなくても、手持ちの服に流行の小物を組み合わせるなど、知恵を絞って。
人間関係でも、誘いを断ることになって悪いなら、心遣いでカバーを。友人の誕生日に洒落たプレゼントを贈らなくても、手書きのカードを郵送するだけでもあなたの気持ちは伝わります。
いつもいい顔を見せようとするのではなく、締めるべきところは締める割り切りも必要です。
蠍座(10/24~11/22)
自分のスタイルを決め付けていては損。
心を開いて今の自分に合うものを見つけよう
目的もなくお金を使うことが嫌いで、ウインドーショッピングもあまり好きではなく、「今日はあれを買う」と決めて出かけるタイプ。
自分のスタイルをしっかり確立しているので、店員に勧められるまま似合わない服を買わされることはありませんが、気をつけないと十年一日のごとく同じスタイルを貫き、微妙に年齢や時代とずれてしまいます。
「これが私に似合う最高のスタイル」と自信を持っていても「無理して若作りして」といじわるな視線をなげかけられることも。
ショッピングは人生を豊かにしてくれる
ときには友達や恋人とショッピングに出かけてみましょう。自分だけで好きに選べなくてストレスを感じるかもしれませんが、客観的なアドバイスを受けて、あなたの隠されていた魅力が開花します。
ファッションだけでなく、本やCDでも、便利だからといってネット通販だけを利用してばかりいないで、本屋さんをのぞいてみましょう。
ずらりと並んだ背表紙を見ているだけで、新しい興味の対象が出てくるかも。好きなジャンルだけにとらわれず、世界が広げていきましょう。
射手座(11/23~12/21)
行き当たりばったりの散財は破滅を招く。
貯まってから使う習慣を身につけよう
後先考えずに、その場のノリで買い物するタイプ。掘り出し物を見つけたり、個性的なスタイルを楽しめるのですが、大富豪でもないかぎり、使えるお金は限られています。
欲望のままに買い物を続けていると、身の破滅を招きます。根が楽天的で「なんとかなる」と安易に流れる性格も、金銭問題となるとかなり危険。
安易なクレジットカード使用やキャッシングはくれぐれも控えて。欲しいと思ったものはすぐに手を出さず一晩考えてみるのを習慣にしましょう。
目的別の積立で貯める意欲を高める
浪費は控えるべきですが、欲しいものも買わずに我慢する耐乏生活では、あなたらしいのびのびとした発想力が失われてしまいます。
まずは、月々決まった金額を「夢貯金」として積立てることを始めましょう。積立てたお金の範囲では何を買うのも自由。旅行資金に活用する「旅貯金」も夢がふくらみます。
ある程度貯まれば、自由に使えるお金があるというだけで気持ちが豊かになりますし、コツコツと毎月積立てた金額ですから、安易に使うこともなくなり、一石二鳥です。
山羊座(12/22~1/19)
冷静に計算してばかりでは楽しくない。
金銭的価値だけでは測れないものに気づいて
衝動買いで不要なものを買い込むことに罪悪感を抱くタイプ。無駄なお金は使いませんが、ショッピングを楽しむというよりは、必需品の買出しといった雰囲気になってしまうことも。
値段と品質のバランスをチェックするのはいい習慣ですが、値段にこだわってばかりいては、あなたの魅力を引き出すもの、人生を楽しくするものとの出会いのチャンスがありません。
無難なものばかり選んでいては、単調な毎日の繰り返しが続き、くすんだ状態になってしまいます。
ときには思い切った買い物にチャレンジ
世の中に金銭的価値だけでは測れないものがあることに気づきましょう。好きな人に買ってもらった思い出の品は、それほど高価なものでなくても一生の宝物になります。
旅先で買った品も、もっと安く手に入れる方法があるとしても、旅の思い出が付加されているからこそ価値があるのです。
もともと堅実なあなたは極端な浪費に走ることはありませんから、ときには思い切った買い物をしてみましょう。今までとは違う新しい自分の一面に出会えるはずです
水瓶座(1/20~2/18)
個性を発揮するときと常識を重んじるとき。
その場の状況に合わせた賢明な買い物センスを
人とは違ったものを手に入れたいというのがあなたの内に秘めた欲求。どんなにリーズナブルなものでも、大量生産で同じデザインのものが出回っているような服には手を出すには抵抗があります。
あなたの個性にぴったりはまればいいのですが、少し外してしまうと「変な人」のレッテルを貼られる恐れが。人と違うものばかり探して定番を敬遠してばかりいると、冠婚葬祭などここぞという場面で大恥をかいてしまいます。
どこまで自分の個性を発揮すべきか、線引きが必要です。
ひとりよがりにならず、よきアドバイザーを確保
気ままにショッピングを楽しむのもいいですが、コートやバッグなど長めに使いたいもの、冠婚葬祭の服装などオーソドックスなものを買うときはアドバイザーを確保しましょう。
母親は少々煙たいなら、常識のある友人、あるいは、老舗デパートで店員に質問を。自分の好みを最優先させてきたあなたは、「こんな世界もあったのか」と目からウロコが落ちるかも。
ネットで情報収集して、十分にシミュレーションしてから買い物に出かけるのも賢明な方法です。
魚座(2/19~3/20)
その場の雰囲気に流されてしまい後悔しがち。
現金買いや収納スペースの確保で冷静さをキープ
気分しだいのショッピングでいろいろと掘り出し物を見つけるのが得意。ただし、失敗も多く「何でこんなものを買っちゃったのか」と後悔することも多いタイプ。
バーゲンの熱気にあおられて、あれこれ買いまくったり、一番こわいのはお酒に酔った上でのネットショッピング。バーチャルなカード決済なので、はまりこんでしまうと際限なく出費がかさみます。
同じようなものをすでに持っていたり、洋服なら実際に着てみるとイメージと違っていてそのままお蔵入りなんてことも。
新しいものを買うなら、古いものを処分してから
お金の重みを実感するために、なるべく現金での買い物を実践しましょう。
カードを使う場合は、予算をしっかり立てること。買い物専用口座を作り、その範囲内で出費をセーブするのも賢明な方法です。また、新しいものを買うときは古いものをひとつ処分するというルールも有効。
勢いで買ったものの、あまり使うことなく死蔵していた品々を手にとり、心を鬼にして処分するうちに、買い物は慎重に、本当に使うものだけを買おうと決心できます。