星座 無理のない長期プランの立て方

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今度こそと張りきって、緻密なプランを立ててみたものの、三日もすれば、もう挫折モード……。どこに問題があるのでしょうか? あなたにふさわしい長期プランの立て方をお教えしましょう。

星座 牡羊座(3/21~4/19)

地道な積み重ねがあってこそ
大きな計画が現実のものとなる

 あなたの場合、計画を推進するエネルギーはあるものの、終わってみるとなぜか計画倒れに終わってしまうことがありがちです。

 その理由のひとつは、スタート時に気が大きくなって実現がむずかしい目標を掲げてしまうせい。高い志を掲げるのは、とてもすばらしいことですが、実行可能な具体的な計画にブレークダウンする必要があります。たとえば、「来年までに資格をとる」という計画を立てたなら、具体的に「参考書を買いに行く日」「講座に申し込む日」などスケジュールを埋めていきましょう。

 やるべきことをリストアップし、期日を設定して片付けていくことで、エネルギーが空回りせず計画が達成されていきます。

星座 牡牛座(4/20~5/20)

計画通りにいかないからといって
すべてを放り出すのはちょっと待って

 一度決めたことはきちんとやり遂げようとする強い意志の持ち主ですから、たいていの計画はうまく達成できるはずです。

 問題は不測の事態が起こったとき。臨機応変な対応をとることができず「うまくいかないからやめた」とすべてを投げ出してしまう困った癖が出てしまいます。

 せっかく積み重ねてきたものもすべてゼロに。そうした事態にならないよう、計画には予備日を多めに入れておくこと。

 また、すべてを自分でこなそうとせずに、人に頼めるものは頼んでみましょう。たとえば、「家中の大掃除」という計画を立てたなら厄介な換気扇だけでもプロに頼むだけで気が楽になり、計画達成が容易になります。

星座 双子座(5/21~6/21)

夢と目標はしっかり区別して
ターゲットを明確にした計画を

やりたい計画を常にいっぱい胸に描いているアイデアマン。時間とエネルギーがあればすぐにでも取りかかるつもりですが、実際に達成されたものはそう多くないはず。

「いつかそのうち」と思っているうちに新しい興味の対象が出てきて、古い計画は忘れ去られてしまいます。そんなことを繰り返しているうちに、実際に成し遂げたことの少なさに愕然としてしまうかも。

そうならないためにも、夢と目標はしっかり区別すること。たとえば「株で儲けたい」と漠然と夢見るのではなく、「月々何万円積み立てて、何年でいくら貯める」、「まとまった資金ができたらそのうち何割を投資に回す」など具体的に詰めていきましょう。

星座 蟹座(6/22~7/22)

自分の計画を周囲にオープンにして
協力を得ることも必要

 活動的で面倒見がよく、頼まれるとノーと言えない優しさはあなたの大きな美点ですが、計画の達成にはそうした面が足を引っ張ることも。

 人に嫌われたくない、感謝されたいという気持ちが強過ぎると、本来の目的から離れていく結果を招いてしまいがちです。たとえば、せっかく始めた教室の日に「今日の合コン、急にメンバーが足りなくなったから、お願い…」と泣きつかれても、きっぱり断ること。

 また、やたらと世話役を引き受けると、雑事に忙殺されてあなたが本来やりたかったことまで手が回りません。「私にはこういう計画があるから」と周囲にオープンにして協力をあおぐなど、先手を打っておきましょう。

星座 獅子座(7/23~8/22)

ほめてくれる人がいないときは
自分で自分にご褒美をあげよう

 壮大な計画を立て、達成したときの自分を思い描いてはいい気分になりますが、実際に現実的な努力をするとなると、先延ばしにしてしまう悪癖が。

 賞賛の声を受けて、それをエネルギーにするのはいいことですが、現実的に計画を達成するためには、人知れず努力することも必要です。

 そして、どんなに小さなことでも、スケジュール通りにやり遂げることができたら、自分にごほうびをあげましょう。おいしいケーキやお茶といったささやかなものでかまいません。

 そして、何かを達成して自分をほめてあげることは、他人から賞賛を受けるのと同じぐらい気持ちがいいことがわかれば、地道な努力も苦にならないはずです。

星座 乙女座(8/23~9/22)

準備が完璧に整わなくても
とにかく始めてみることが必要

てきぱきと物事を進める能力があるので、たいていの計画は難なくこなしていけるでしょう。

ただ、「ものごとが完璧に整ったら始めよう」と身構えるために、なかなか計画に着手できない傾向も。たとえば、ホームパーティを計画しようと思っているのに「人数分の食器が揃わない」「みんなを驚かせるような料理でないと」「家中をぴかぴかに磨かないと」など、目標水準がどんどん高くなり、結局誰も招かないまま時間ばかりが過ぎてしまうことに。

多少思い通りにならないことがあっても、見切り発車することも必要です。回を重ねるごとにうまくいくこともありますし、実際にやってみることで、あなたの世界も広がります。

星座 天秤座(9/23~10/23)

欲張り過ぎてどれも中途半端に。
優先順位をつけてこなしていく

 計画を達成する能力はあるのに、完璧にやり遂げたという満足感がなかなか得られない傾向があります。

 それは、計画にあれもこれも盛りこみ過ぎてしまうせい。なんでもすいすいこなしたいという願望があるため、計画を立てるときに、つい欲張ってしまうのです。

 計画はすべて達成できればそれに越したことはありませんが、全力投球しなくてもいい項目も含まれているはず。優先順位をつけて、重要なものから取りかかるようにしましょう。

 また、人からの頼まれごとは安請け合いせずに、あなた自身の計画達成にしわ寄せがこないように、「今すぐやらなくてもいいか」「他にも適任の人がいるのではないか」を考えてみましょう。

星座 蠍座(10/24~11/22)

人から押し付けられた計画を
自分のやり方に変えていく工夫を

集中力があり、計画も精力的にこなしていく能力に恵まれています。ただしそれはあくまでも「自分が立てた計画」である場合。一方的に与えられた計画は、いまひとつ気分がのりません。現実には多くの計画は上司や先輩から持ちこまれてくるもの。

まず、そうした指示を絶対的な命令だととらえずに、なるべくあなた自身も計画立案に参加してみましょう。

最終スケジュールは動かせないにしても、どの分野から着手するのが最も効果的か、あるいはチームを組むなら誰が最適か、などを提案してみること。

あなたの意欲を示すことにもなりますし、徐々に与えられた計画を自分自身の課題として認識でき、やる気がわいてきます。

星座 射手座(11/23~12/21)

達成までのペース配分を考えて、
スタートダッシュの勢いで前倒しに

 なにごとも、始めるときはやたらと威勢がいいのに、時間が経つにつれて中だるみしてきて、最後はかなり投げやりになってしまう傾向があります。

 そうした自分のパターンを認識した上で、計画達成までのペース配分を考えてみましょう。

 スタート時は意欲に燃えていますから、その勢いにのってかなりのことがこなせます。気をつけたいのは、エネルギーが落ちる中盤から後半にかけて。スタートのときと同じ仕事量を維持するものとして計画を立ててしまうと、遅れが生じ、嫌気がさしてきます。

 そうならないように、計画の後半はややノルマを少なくし、全体の見直しと休息も考えたゆとりのあるスケジュールにしましょう。

星座 山羊座(12/22~1/19)

がんばり過ぎて、こなしきれない計画を立てて
燃え尽きないように

 しっかりとした計画を立て、着実に実行していく力があります。そのため、周囲から頼りにされ、どんどん責任を持たされてしまい、かなり無理をする羽目になってしまいがちです。

 素直に無理なことは無理だと言えるといいのですが、期待にこたえようとしてついがんばってしまい、次はもっとハードな計画を押し付けられることに。悪くすると燃え尽きてしまいますから、計画はあくまでも自分のキャパシティに添って、自分で立てること。

 また、手一杯のときはためらわずにサポートを求めましょう。頭に描いた計画すべてをこなすことはスーパーマンでもない限り無理です。できる範囲での無理のない計画を心がけましょう。

星座 水瓶座(1/20~2/18)

個性を発揮しながら
周囲との協調も保てるような心配りで計画推進

 独創的なアイデアをいっぱい持ち、実行に移そうと考えながら、周囲との調和的な関係も大切にするあなた。

 この二つの長所がうまく共存すれば言うことはないのですが、問題は自分のやり方が人からあまり理解されず、介入されているように感じるとき。計画を立てるときは「オリジナリティ」と「協調」の兼ね合いを考えるようにしましょう。

 自分ひとりで最初から最後までやり通せる見込みがあっても、ある程度の見通しはオープンにしておいたほうが無難です。また、チームワークを要する計画のときは、役割分担を明確にして、自分の裁量で進められる範囲を把握しておくとトラブルが少なくスムーズに進みます。

星座 魚座(2/19~3/20)

あいまいな夢を見るのではなく
締め切りつきのプロジェクトに

「いつか小説を書こう」「お金を貯めてマンションを買う」などという思いはあるものの、現実生活では、遊びに忙しく散財する日々が続いていませんか?

 夢と計画はまったく別物です。「いつか」ではなく「いつまでに」と期日を明記してこそ計画です。かといって「3年後に小説を完成」では、先が長過ぎて結局、夢として終わってしまいます。

 「小説を書くための講座を受講する」「全体のプロットを3本考えてみる」「主人公の職業のための取材をする」など、具体的な項目に分け、それぞれに締め切りを設定しましょう。そして、頭の中で考えるだけでなく紙に書くこと。こうしたプロセスを経て、夢が現実にものに近付いてきます。