どれだけあっても、困ることのないもの。
それがお金。
欲しいものを買うためにも、行きたいところに行けるためにも、ぜひとも殖やしておきたいもの。
それがお金ですね。
あなたの人生のすべてを支配する天の法則を知れば、あなたに最適の利殖法がわかります。
おのれを知れば、利殖の道で、百戦危うからず。
牡羊座(3/21~4/19)
なけなしのお金で一攫千金を狙わず、
まずは地道に天引き貯金でタネ銭作りを
コツコツ貯めるというよりも、宝くじを買ったり、リスキーな取引きに手を出して一攫千金を狙うタイプ。読みががあたれば大儲けですが、たいていの場合は予測が楽観的すぎて、結果的にはお金を失うことになりがちです。
だからといって、地道な貯蓄は苦手です。自分の意思でお金を積み立てる方法は長続きしません。お金を貯めるのなら、意識しないうちに残高が増えていく天引き貯金を。天引きされたお金は最初から「ないもの」と思って生活していると、数年のうちにかなりまとまった金額になります。そうなると、簡単に手をつけにくいもの。
タネ銭ができるまでの最初の期間をがまんできるかどうかがカギです。
ゆとり資金ができたら直感を発揮して運用
ある程度の余剰資金ができたら、独創性を発揮して運用にチャレンジを。たとえば、これから業績が伸びそうな新しい会社の株や、成長しそうな国の外貨で預金するなど。ただし、こうした運用はあくまでも余剰資金でするもの。なけなしのお金を直感だけで運用するのはあまりにも危険です。
牡牛座(4/20~5/20)
地道に貯める貯蓄の王道をいく。
ただし、お金にふりまわされないように。
ハイリスクハイリターンを狙うことなく、着実に貯金を増やしていくことができます。ただし、かつての高金利時代なら、定期預金にしておくだけでそれなりの利息がもらえたのですが、現在、利息はほとんど期待できない時代。せっかくのまとまった貯金があるなら、MMFなど、そこそこにリターンが狙えてリスクはそれほど高くないものに預け替えを。貯蓄にとって継続は力ですが、経済状況が環境が激しく変化する現在では、マネー情報をこまめに集めて少しでも有利な運用を考えることが必要です。
不動産など長期的な投資も吉
計画的な運用が得意な牡牛座の特性をいかして、10年、20年単位で資産を増やす計画を立てるのもいいでしょう。気に入った不動産物件があれば、多少背伸びしてもローンを組んで購入を。堅実に返済を続けられるはず。ただ、投機のために不動産に手を出すのはまだハイリスク。あくまでも自分が住んでもいいと思える物件だけに絞ることが失敗しないコツです。
双子座(5/21~6/21)
日常の支出内訳を把握して、
無駄を省くだけでお金が貯まる
12星座中、もっとも貯蓄が苦手なのが双子座。自分にぴったりのものを手に入れる名人ですが、お金を貯めることとなるとさっぱりだめです。
宵越しの金を持たないライフスタイルは若いうちは楽しくても、年をとるにつれ不安がつのります。まずは、自分がどれだけお金の出入りを把握してみましょう。毎日家計簿をつける必要はありませんが、1か月分の収入から税金や住宅費、公共料金をひいた可処分所得の額を計算。貯金していないということは、それだけのお金を全額使っていることです。おそらく使途不明金があるのでは。その部分だけでも貯蓄に回すだけでもかなり違ってきます。
ミニ株で投資にチャレンジ
情報収集力があり、いいものを見分けるセンスがあるのですから、株式投資に向いています。最初は、小額資金でも株が購入できるミニ株からトライしてみては。初めてでも証券会社の言いなりにならず、自分で銘柄を選ぶことがポイントです。
蟹座(6/22~7/22)
細かい金額にとらわれず、
大局を見て資産運用にチャレンジ
そこそこ堅実ですから、ある程度の額の貯金はできるでしょう。
でも、お金を貯めることばかりに夢中になって「木を見て森を見ない」状態になりがち。もう少し大局的な視点で運用を考えてみましょう。
普通預金と定期預金しかやっていないようでは、これからの時代に取り残されます。まずは、取引口座のある銀行で、投資信託を購入してみては。投資信託といっても、銀行が扱っているものは比較的リスク割れの心配がないMMFなどを揃えていますし、証券会社のように熱心にセールスされる心配もないので、気軽に相談を。
少しの元本割れで悲観しないこと
リターンを狙うとなると、ある程度のリスクは覚悟しなくてはいけません。蟹座の場合、外貨預金や外貨預金で少しでも元本割れしたら動揺してすべての資金を引き上げる傾向があります。為替や株価は上がったり下がったりを繰り返します。短絡的な売買でなくじっくり腰を据えた運用を心がけてください。
獅子座(7/23~8/22)
見栄のための出費が多すぎるのでは?
財布を開くまえに少し考えて
喫茶店で友人とお茶して、いざ会計となったとき、ごちゃごちゃ小銭を集めるのがいやで「ここは私が」って払ってしまうことが多いはず。そういう太っ腹なところが獅子座の美点ですが、いつもそれが続くのは考えもの。オーダー時に支払う喫茶店や、飲み会なら回避一律のスタイルのほうが懐が痛まなくてすみます。そんな細かいことを気にするのはケチくさいと思っているでしょうが、チリもつもれば山となるもの。特にアルコールが入って気が大きくなって「今日は私のオゴリ」なんていうと、家計を直撃します。
株価チェックがめんどうなら投資信託を
思い切りがいいので、株式運用にも向いていますが、毎日の株価の動きをチェックするのがめんどうで、みすみす儲けを逃すことも。
そうした手間を省きたいなら、主に株式で運用する投資信託という方法もあります。どれを選ぶかはファンドマネージャーをチェック。
共感できる投資哲学を持ったファンドマネージャーによる投資信託を選べば、長期的な運用ができます。
乙女座(8/23~9/22)
金銭管理をきっちりするだけでなく
いかに増やすか、次の一歩を考える
几帳面な性格ですから、毎日の出費をきちんと記録している人が多いはず。収支をクリアにすることは貯蓄への第一歩ですが、次の一歩をどうするかが大切です。まず、支出記録を活用して、無駄を省くこと。案外「これまで払ってきたから」と不要なものに支出を続けていることがあるものです。この機会に保険の見直しも。人間関係を重視するあまり、知り合いから勧められた保険にそのまま入っている場合は、もっと掛け金が安いものを探してみるべきです。
これはしかたがないと思ってずるずる払い続けるのは無駄な保障にお金を捨てているようなものです。
手堅く配当狙いで株式投資も
ある程度の資金ができたら、値動きの少ない優良企業で配当がいいものを探してみましょう。株自体の値上がりで儲けるというようりも、長く持ち続けて配当をもらうという発想です。定期預金の金利より配当のほうがずっと有利ですし、たとえ株が値下がりしても売らなければ損をするわけではないので、堅実な乙女座向きです。
天秤座(9/23~10/23)
持ち前の趣味をいかして
新たに収入を得る方法を考えて
経済観念はしっかりしているのですが、ひとつのことにハマると、湯水のようにお金をつぎこんでしまう危険性あり。グルメに走って高級レストランで散財したり、インテリアに凝って高級家具を揃えるなど、それまでの貯金を一気にはきだしてしまいがちです。
経済的にはゆゆしき事態ですが、ひとつのことにそれだけ情熱を持てるのは天秤座の感性のなせるわざです。ここはひとつ、お金を使うことを自分への投資だと頭を切り替えて。たとえば、単なるグルメではなく、調理師やソムリエの資格をとって将来的にビジネスに発展させるなど。いきなり本職にしなくてもアルバイト的に収入を得る道があるはずです。
目的に応じた分散投資を
投資の基本は、リスクを分散すること。天秤座にとってはまさに得意分野です。預貯金、外貨預金、養老保険、投資信託、株式など、手堅いものからハイリターンを狙うものまで、目的に応じて資金をふりわけましょう。運用先が複数にわたっても上手に管理できるはずです。
蠍座(10/24~11/22)
何のために貯めるのか、
目標を明確にすれば貯蓄は容易
蠍座の持つひたむきな情熱を貯蓄にも応用してみましょう。漠然とお金を貯めるのではなく「ヨーロッパ旅行」「マンションを買う」
など明確な目標を掲げて、専用の貯蓄口座を作ります。一度、目標のために入金したら、よほどのことがないかぎり別のことで引き出したりしないはずです。わざとおろしにくくするために近所ではなく電車に乗っていかないといけない銀行支店に貯金用の口座を開くのも効果的です。
数年先を見越した貯金なら、単なる積み立てではなく「るいとう」
など毎月一定のお金で投資信託を買うスタイルもいいでしょう。長い目でみれば定期預金よりも運用益が期待できます。住宅資金ならば、住宅財形貯蓄や住宅金融公庫の「つみたてくん」を。いざ購入というとき有利なローンが組めます。
人間関係にお金をからませないこと
目標さえあれば着々と貯金できる蠍座に落とし穴があるとすれば、恋人や友人がらみです。情の深い蠍座ですから、頼まれるとついお金を出してしまうことも。人間関係とお金は常に切り離して考えたほうが安全です。
射手座(11/23~12/21)
お金よりも夢を積み立てる気持ちで
外貨預金を始めてみる
細かいことに気を配るのが苦手ですから、財テク情報を集めたり、金融機関の窓口で待たされるぐらいなら普通預金で十分というタイプです。
冒険心に富み、海外に興味を持つことが多いでしょうから、思いきって外貨預金を始めてみてはどうでしょう。昔は外貨預金ができる銀行は限られていましたが、今なら都市銀行ならどこでも扱っています。最もポピュラーな米ドル預金のほか、ヨーロッパ統合の未来に期待して、ユーロ預金もおもしろいかも。
短期で結果を出そうとせず長期的に
定期預金と比べてはるかに利率がいいのが魅力ですが、気をつけたいのは外貨預金は入金時と解約時にそれぞれ手数料がかかること。
また、為替相場によってはマイナス運用になるリスクもあります。
短期で運用益を出そうとせずに、夢を育てるつもりでじっくり取り組みましょう。海外旅行にいくとき、そのままドルやユールのトラベラーズチェックとして引き出せば為替リスクは関係ありません。
山羊座(12/22~1/19)
運用と同時に社会貢献できる
テーマ型ファンドを検討してみる
現実感覚のある山羊座の特性をいかして、有利な運用商品を探してみましょう。自分が納得しないと動かないタイプですから、危ない商品に手を出すこともないはずです。
誠実で正義感が強いので、マネーゲームであぶく銭を得ることに抵抗感があるかもしれません。それならば、テーマファンドと呼ばれる投資信託はどうでしょうか。たとえば、環境にやさしい企業の株式で運用する「エコファンド」、高齢者向きのビジネス中心の「シルバーファンド」などがあります。ファンドの主旨に共鳴してお金を出すのは、間接的な社会貢献。たとえ元本割れしたとしても納得できます。
あえて自分に投資してみるのも
山羊座の人生はやや遅咲きの面もあり、40代から大きな展開を経験するかもしれません。それまでに蓄積してきたことが大きく開化します。目先の貯金より、興味ある分野の本を買ったり、講座に出席してみるほうが、人生の中では大きなリターンをもたらす可能性大です。
水瓶座(1/20~2/18)
インターネットを駆使して
最先端のマネー運用にチャレンジ
お金のことに関してはけっこう無頓着。バーゲン品を探して店を回ったり、家計簿をきちんとつけるのは苦手。欲しいものがあればあとさき考えずに買ってしまう面もあります。
それでも、情報収集能力には長けていますからインターネットバンキングはすでに活用している人も多いことでしょう。わざわざ金融機関の窓口に行かずにすむ上に手数料も格安とあっては、利用しない手はありません。 株式投資を始めるなら、もちろんオンライントレードで。売買注文を出すために利用するだけでなく、インターネットを使って積極的に情報収集してみましょう。もともと独創性があり、次々と新しいアイデアを生み出す水瓶座ですから、世の中にさきがけてこれから伸びる企業を予測できる素質は十分です。
運用自体が目的にならないように
ただし、株式投資にハマっていわゆるデイトレーダーとして一日に何度も売買するような取引をするのは考えもの。お金はあくまでも手段であって、目標ではないことを忘れないでください。
魚座(2/19~3/20)
現実を把握し、地に足をつけた
経済感覚を磨くことからスタート
金銭管理はあまり上手ではないほう。給料日前にはかなりピンチになってしまうこともあるのでは。まずは、毎月の予算を立て、その範囲で暮らすことを心がけましょう。
貯金と負債(各種ローン)などを一覧表にしたバランスシートを作って現実を見つめ直しましょう。もし負債があるなら、貯蓄より返済を。定期預金で得られる利息の何倍もの利子を払っているのですから。住宅ローンや自動車ローンなど一気に反せない場合も一部を繰上げ返済するだけで、おどろくほど総返済額が少なくなります。
手堅い商品で運用にチャレンジ
余剰資金があるなら、経済感覚を磨くために新しい金融商品にチャレンジしてみてもいいでしょう。夢見がちな魚座は、いきなり株式や商品取引などリスキーな取引に手を出して元本を失ってしまう危険もあるので、手堅く米ドルの外貨預金、日経平均株価と連動した投資信託がお勧めです。毎日の為替レートや平均株価をチェックすることで、経済の動きが実感できます。