結婚運 結婚準備、あなただけの方法とは?

結婚運

 好きだからといって即結婚できるわけではありません。晴れて花嫁になるまでには、心得ておくべきことや身につけておくべきことがたくさんあります。
 まず、結婚生活で噴出しそうなあなたが原因のトラブルを、 そして、トラブルを未然に防ぐための方法 をお伝えします。

牡羊座(3/21~4/19)

ぽろりともらした失言が大騒動を引き起こす。
不快な感情を外に出さない大人のたしなみを

 自分の気持ちに正直に生きようとしているあなたは、裏表のない素直な性格で彼をとりこにします。でも、結婚後も同じスタイルを貫いていると、トラブルは避けられません。
 中でも、思ったことをすぐ口にしてしまう天真爛漫さは、かなり危険です。たとえば、姑がせっかく用意してくれた手料理に「この味、何かが足りない」なんてぽろりと出ると、深刻な嫁姑戦争が勃発しそう。
 また、気分を害したとき、すぐに顔に出してしまようでは、彼もあなたの機嫌を取ることが面倒になってしまいます。

言いたいことがあっても一呼吸置いて発言を

 結婚生活となれば、あなたと彼がこれまで蓄積してきた人間関係が加算されていきます。
 特に姑や小姑、彼の仕事関係に対しては、口を開く前に一呼吸置いて、その場にふさわしい発言かどうかを判断する技量が必要となってきます。
 それがむずかしいなら、最初に「私って口が軽いので、もし失礼なことを言ったらごめんなさい」と甘えておくのも一つの方法。
 ただし相手が、体面を気にする見栄っ張りだったり、過去のことをいつまでも覚えてイヤミを言うようなタイプだと通用しません

牡牛座(4/20~5/20)

予期せぬ展開に狼狽して適応できない。
結婚生活は波乱万丈のものと覚悟して

 しっかりした安定感のある夫に守られた結婚生活なら、あなたの長所がいかんなく発揮され、幸福な家庭を築くことができます。
 でも、「どうしてこんなことに」と思うような展開になるとあなたの欠点が全開に。たとえば、夫の転勤でなじみのない土地に引っ越したときなど、自分のスタイルで人生を進めていきたいあなたにとっては適応するのに時間がかかりあす。
 寛大な夫ならあなたの準備が整うまで忍耐強く待ってくれますが、短気な夫だと結婚生活そのものが危うくなってしまう危険が。

夫婦愛を信じることができれば乗り越えられる

 そもそも他人とペースを合わせることがあまり得意ではないあなたにとっては、結婚生活に適応するにはかなりの努力が必要です。
 それを納得できるのは愛があるからこそ。だからこそ、あなたは「そろそろ手を打とうか」と妥協して結婚相手を選ぶべきではありませんし、どんなに周囲から勧められても、最後は自分の心の声に従うべき。
 そして、ひとたび心を決めて結婚したなら、自分の思い通りにならないことがあってもそれが人生だと受け入れましょう。

双子座(5/21~6/21)

自由が制限されてしまう結婚生活だからこそ、
ちょっとしたことに喜びを見出していこく

 独身時代のあなたは、楽しみに貪欲です。新しいスポットを開拓したり、情報の最先端に触れるのが大好き。
 ところが結婚するとすべてが一転します。進歩的な夫なら、あなたが自由に動けるようにしてくれるかもしれませんが、それでも独身時代のように気ままな毎日が送れるわけではありません。
 あまり深刻に考えず、結婚もおもしろそうだからと新生活に飛びこんでみたものの「こんなはずじゃなかった」と失望の表情を見せていると、夫婦間に隙間風が服用になってしまいます。

ささやかな変化を二人で楽しむ姿勢を持とう

 結婚したなら、主婦という新しい立場を楽しむことに徹することにしましょう。新婚当初の新鮮な気持ちはいつしか薄れていくものですが、自分から変化を作ってみましょう。
 たとえば朝食のためにパンを焼いてみたり、季節に応じてインテリアを工夫するなど、ささやかな変化を二人で楽しめることこそ夫婦生活の醍醐味だと思って。
「そんなぬかみそくさいことできない」と感じるなら、結婚するには時期尚早。独身生活を極めて「遊び尽くした」と満足できるまで待ったほうが無難です。

蟹座(6/22~7/22)

家庭にすべてのエネルギーを注ぐのでは
なく、結婚後も自分の世界をしっかり持とう

 幼い頃から結婚生活にあこがれを抱いてきたあなたは、タイミングさえあればいつでも花嫁になれるものと思っています。
 たしかに、甲斐甲斐しく夫に尽くすあなたは妻の鑑のような存在。単調になりがちな家事も、楽しみながらこなせます。でも、さすがのあなたでも決まりきった毎日が続くと、エネルギーのはけ口を求めるように。
 夫の出世や子供の成績など家族の成功という形で自らの存在証明を求め、夫や子供にとっては少々重たい存在となってしまう危険があります。

結婚生活を充実させながら、可能性を伸ばす

 結婚しても続けていける自分だけの世界を確立したときこそ、結婚の準備が整ったタイミング。逆説的に聞こえるかもしれませんが、あなたは閉じられた結婚生活だけでは発揮しきれないほどの強いエネルギーの持ち主なのです。
 かといって、結婚を切り捨てて仕事一筋で生きるのではなく、結婚生活を充実させながら可能性を伸ばしていくこと。
 たとえば、料理を極めて職業にできるほどの腕前になるなど。彼も幸せにでき、あなた自身も充足感を得られる道を探りましょう。

獅子座(7/23~8/22)

結婚とは、ヒロインから裏方役への転換。
ささやかでも自己実現の場があれば耐えられる

 心のどこかでいつも注目を集めていたいと願っているあなた。シングル時代には、頑張ったら頑張った分だけ成果が上がり、それなりの賞賛を得ることができますが、結婚生活は少し勝手が違います。
 華やかなスポットライトを浴びることができるのは披露宴のときだけで、いざ家庭の主婦となるとヒロインから一転して裏方役に。たとえばせっせと夕食を作っても、家族にとってはそのうち当たり前のこととなってしまいます。
 結婚を決める前に、そうした状況に耐える覚悟が必要です。

結婚前に一生続けられるものを見つけておく

 結婚したからといってすべてをあきらめる必要はありませんが、いつも自分が中心になろうと期待するのはほどほどに。
 かといって、耐えてばかりいてはあなた本来の魅力が失われてしまいます。結婚後も趣味やスポーツなど、自分がいちばん輝ける場所を確保しておきましょう。家庭では裏方に徹しても、そこに行けば主役になれる場所があればストレスもたまりません。
 仕事を続けるのもいいことですが、その場合は、職場でナンバー1の座にこだわるのはやめましょう。

乙女座(8/23~9/22)

完璧な家庭を望むあまりくつろげない。
計画倒れになっても受け入れるゆとりを

 結婚生活に対するあこがれは女性なら誰しも抱くものですが、あなたの場合は「完璧な家庭を作りたい」という具体的なイメージを抱いています。
 たとえば、栄養のバランスを考えながら朝昼晩のメニューを決めて、無駄のないように材料を用意。ところが、いきなり夫に「今日の夕飯は外で食べて帰る」と言われるのが主婦というもの。
 それとは逆に何の用意もしていないときに限って夫が同僚を連れてくることも。計画通りにいかなくてピリピリしているようでは、夫は帰宅拒否症になってしまいます。

いい意味での「いい加減さ」を身につける

 まずは結婚イコール理想の家庭という思い込みを捨てること。人間の生活ですから、失敗もあるしハプニングもあります。
 ましてや、それまで別々の環境で育ってきた二人が共同生活を始めるのですから、計画通りいかないことも多いもの。
 物事が自分の思い通り行けばすばらしいけれど、そうならなくてもそれでいいと思えるようになったら、あなたの中に結婚の準備が整ったサイン。どうしても自分の思い通りの人生を歩みたいのなら、シングルを貫くほうが簡単です。

天秤座(9/23~10/23)

一緒に暮らせばパートナーの欠点も見えてくる。
自分の美意識に反することも受け入れる度量を

 恋人時代にはスタイリッシュで颯爽としていた彼が、夫という立場となると、たちまちだらしなくなってしてしまうのはよくあること。一日のうちの数時間を費やすデートとは違って、結婚生活とは文字通り生活のすべてを見せ合うことですから。
 頭ではわかっていても、そこが許せず「休みの日でもパジャマのままでごろごろしないで」「出したものはちゃんとしまって」と口うるさくしていると、彼はたまったものではありません。
 そのうち家庭外にくつろげる場所を見つけてしまう危険も。

寛大な心を持ち、きらりとしたセンスも発揮して

 結婚したなら、夫は恋人というよりも家族。自分の父親や兄弟が家の中でだらしない格好をしていなくても「しょうがないか」と許せたはず。それと同じ寛大な目を夫に向けないと結婚生活はうまくいきません。
 長所ばかりでなく欠点も、愛する夫の一部分なんだと思えるようになったときこそ結婚する準備が整ったとき。そして、花を飾ったり、食器に凝ってみたり、生活の中であなたのセンスを発揮すれば、夫も少しずつ感化され、せめて夕食のときはきちんとしてくれるようになるはずです。

蠍座(10/24~11/22)

強すぎる期待が夫にとって重荷になっていく。
「こうでなければ」という思い込みを捨てること

 人にはあまり見せないものの、あなたの中には人一倍強烈な結婚生活への期待があります。
 結婚さえすれば、すべてを分かち合い、困難なときにも決して見捨てない最強のパートナーを得られると夢想。ところが、多くの男性が妻に求めるのは、一緒にいて疲れずにすむ空気のようにさりげない存在。新婚時代はあなたの熱い思いを受け止めてくれていた夫も、時間がたつにつれ「男は家庭だけがすべてではない」という態度を見せるようになり、取り残されたように感じるあなたは不満を募らせます。

肩の力を抜いて、のびのびした結婚観を持とう

 たとえ結婚しても、自分だけの世界を持ち続けておかえば、夫に対して過大な要求を出さずにすみます。
「私のすべてを捧げなくては」と思うのは長い結婚生活ではかえってマイナス要因です。夫婦がお互いに自分だけの世界を持っているからこそ、決定的な対立を避けられます。
 そして、結婚を絶対の契約だと思いこむのも危険。「もしかしたら失敗するかもしれないけれど、お互いが譲り合って、うまくいけば幸せ」といった心構えでいたほうが、まじめなあなたにはちょうどいいくらいです。

射手座(11/23~12/21)

勢いだけで一気に結婚に突っ走るのは危険。
解消にはひどくエネルギーを消耗することを自覚して

 結婚したくなったらそれが私の適齢期、とのんきに構えているあなたですが、シングル時代の気ままな生活は一変します。それに結婚は恋愛と違って、解消するのに多大なエネルギーを必要とするもの。
 恨みっこなしの離婚もあるでしょうが、そういうケースはごく少数派。ひとたび愛し合っていた仲だからこそ、お互いに傷つき、ひどく消耗するものです。
 当たって砕けろ精神で道を切り開いてきたあなたですが、結婚だけは違うとことをわかるまでは、決断を下すのを待ったほうがいいでしょう。

まずは自分を知ることから始めよう

 どれだけ好きな相手でも、食べ物の好みや睡眠スタイルの違いが積み重なれば、共同生活が苦痛になってしまうものです。自分は何が制限されたら一番つらいか、どんなことに腹を立てるかなどを分析しておけば結婚生活が暗礁に乗り上げることはありません。
 一時の感情でどうしても結婚したいと思うなら、まずは旅行に出てみましょう。観光コースの巡り方、お金の使い方などで衝突するようなら要注意。経験者から話を聞くのもためになります。特に失敗談から学ぶことがたくさんあるはずです。

山羊座(12/22~1/19)

自分の力だけではままならないのが
結婚生活努力さえすれば何とかなると思い込むのは危険

 堅実派のあなたは、結婚についてもきちんとしたビジョンを持ち、絶対に失敗したくないと思っています。その意味では、いつでも結婚への準備OKのはずですが、「失敗したくない」という思いが強すぎて結婚生活が破綻してしまうことも。
 シングルのときはあなたが努力したら努力した分、結果につながりますが、結婚となると話は別。夫がいきなりリストラ候補になったり、優しいと思っていた姑がいきなり鬼に豹変したとき、「私のせいじゃない」と主張しては、事態を悪化させる一方です。

どんなことが起ころうと受け入れる覚悟を

 あなたに必要なのは運命を受け入れること。もちろん努力を放棄して成り行き任せにするということではありません。
 あなたの力でなんとかなる部分は精一杯力を尽くしても、どうにもならない部分は、起こることを受け入れようと腹をくくることです。
 それができれば、いつ結婚しても大丈夫。あなたが選んだ人との結婚生活なら、どんな波乱が起ころうとも、それがあなたの人生。人と比較して優越を競うのではなく、あなただけのオリジナルな人生をまっとうしてください。

水瓶座(1/20~2/18)

枠にはまらない新しいスタイルを提案して挫折。
結婚とは保守的な制度であることを認識して

 きちんと常識をわきまえて社会と折り合っているようでいて、自分の個性を殺してまで流れに任せることは嫌いなあなた。固定観念を脱した新しい結婚スタイルを確立しようと思っています。
 ところが、話のわかる恋人のはずだった彼も、いざ結婚となると保守的な面を見せるようになります。そして披露宴だの新居の打ち合わせとなると、彼の両親を始めとして口うるさい人たちがわんさと出てきます。
「私のやりたいようにやる」と強く反抗すると、結婚生活をスタートする前に婚約破棄の危険信号が点滅します。

あなただけでなく彼の個性も尊重してあげよう

 結婚生活はあなたの個性を発揮するだけの場ではなく、彼の個性も尊重し、お互いに伸ばし合っていく場です。あなただけがプランを考えるのではなく、彼の希望や立場に耳を傾けてあげること。そういう態度が取れるようになれば、結婚の準備ができたも同然です。
 そして、個性というものは人から脚光を浴びて何かを残すことではなく、一瞬にして消えてしまう家庭料理や、すぐに汚れてしまうけれど毎日の掃除で生活の場を整えるといった毎日の繰り返しの中に表現されることを知りましょう。

魚座(2/19~3/20)

結婚イコール幸福という安易な思い込みは危険。
しっかり自立しているからこそ結婚もうまくいく

 愛情豊かなあなたは、ひとりで生きるよりも、愛する人との暮らしを一日も早くスタートさせたいと願っています。
 でも、あなたに必要なのは、感情に流されず現実を冷静に見極める目。特に、仕事がうまくいかないとき、恋に破れたときにタイミングよく持ちこまれたお見合い話には要注意。
「私には夫に尽くす生活が似合っているわ」と結婚へと突き進んだものの、披露宴や新婚旅行の高揚した気分が落ち着くとともに「こんなはずではなかった」という苦い後悔がこみ上げてきます。

マイナス面も意識できるようなら結婚準備完了

 逆説的ですが、「今は特に結婚したいとは思わない。生活が充実しているから」というときこそ、あなたにとって結婚へのハードルがクリアされたしるし。他のことが駄目で結婚へ逃げ込むのとはまったく違います。
 浮き立つような甘い感情をセーブして、結婚があなたにもたらすマイナス面も冷静に考えることができるなら、山あり谷ありの長い結婚生活を無事に過ごせます。
 誰かに寄りかからず、しっかりと自分の足で立っていることを確認してから結婚へと進めましょう。