結婚運 二人の新生活のスタートにあたって、心得ておくこと

結婚運

 家事はもう、あまり大変ではないかもしれません。昔ふうの花嫁修業も、必要でないかも。でも、新しい家族関係が生まれ、新しい毎日が始まるのです。二人の新生活のスタートにあたって、心得ておくことは、きっとあるはず。星座の個性に沿って、注意点を考えてみました。

牡羊座(3/21~4/19)

燃えるような情熱は彼にだけ見せて、
外に向けては謙虚で聡明な妻となる

 結婚前に身につけておきたいのは、内と外の使い分け。情熱家のあなたは、めでたくゴールインできると幸せの絶頂に。それはとても微笑ましいことですが、披露宴も終わり新婚旅行から帰ってからも、「私の結婚は最高」とのろけていては、周囲はうんざりします。
 世の中には結婚への道筋がなかなかうまくいかない人もいれば、夫の仕事上でのシリアスな人間関係もあります。見境なく舞い上がっていては、良識のない妻を選んだということで、夫の評価が下がってしまいます。

夫のエネルギーを回復させる存在になる

 二人きりになったときは、外の目は気にしなくていいのですから、すべての愛を夫に捧げましょう。
 あなたが得意なのは、夫のエネルギーを回復させること。外でハードな仕事をこなしてくたくたになった夫にとって、明るく気力にあふれた妻は貴重な存在。家に帰れば「あなたが世界で一番」とささやいてくれると、一日の苦労も吹っ飛びます。
 夫のようすに気を配り、夫が最も求めている言葉をかけてあげるようにすれば、彼は決してあなたを手放さないでしょう。

牡牛座(4/20~5/20)

理想の家庭生活を求めてばかりいないで、
夫の欠点も含めて受け入れてあげる妻に

 結婚したからには、手の込んだ料理を作ったり、食卓に花を飾るなど、カリスマ主婦を目指すあなた。最初は夫も喜んでくれるでしょうが、仕事で疲れて帰っているのに、「時間をかけて作ったから、味わって食べて」「テーブルセッティングがきれいでしょう」と賛辞を強要されると、夫は心休まるときがありません。
 あなたの理想とは少し違って、少々だらしないところがあっても、それはそれでかわいいと思える心のゆとりを持つことが、大切な花嫁修業です。

家事だけでなく精神的な面でも夫をサポート

 結婚当初は、収入もそれほど多くなく、我慢しなくてはいけないことがあったとしても、愛情深いあなたが作り出す家庭は、とても温かいものになるでしょう。
 妻としてのあなたの役割は、衣食住を整えるだけでなく、夫を精神的に支えること。どんなに疲れて帰っても、家庭に心を満たす温かさがあれば、夫はあなたと結婚した幸運をかみしめるはずです。
 恋人時代の胸を焦がすような激しい情熱は薄れても、お互いを思いやる優しい気持ちはいつまでも続きます。

双子座(5/21~6/21)

地に足をつけた暮らし方を身に付け、
家庭をしっかり守る堅実な妻になる

 好奇心旺盛に新しいものを生活に取り入れていきたいあなたにとって、新婚生活は壮大な実験の場。財布の紐を握っているのですから、思いのままに生活を整えることができます。
 ただし、調子に乗って新製品を買い込んでいたら、たちまち家計はピンチに。独身時代は財政がピンチになっても、自分が我慢すれば何とかしのげますが、結婚生活はそうはいきません。
 収入に合わせて毎月の予算を立て、衝動買いを我慢して、地に足のついた堅実な生活を作りましょう。

新しい風を入れることで倦怠期と無縁に

 お金を使わなくても、新婚生活を楽しむ方法はたくさんあります。新しいレシピを試してみたり、ベランダ菜園でハーブを育てるなど、持ち前の創意工夫精神を発揮すれば、毎日が新鮮な驚きの連続となります。
 そんなあなたと暮らすことで、夫も日常生活の楽しさに開眼します。多くの男性は、結婚は人生の墓場だとあきらめている面もあります。
 でも、あなたの夫は、好奇心旺盛な女性をパートナーに選んだことで、いつまでも倦怠期とは無縁でいられることでしょう。

蟹座(6/22~7/22)

家事全般に完璧な主婦を目指すよりも、
夫が本当に求めていることを察しよう

 花嫁修業については人一倍熱心なあなた。夫に何の不自由も感じさせないように家事全般をマスターしようとします。
 でも、昔の主婦とは違って、現代は適当に手抜きしても生活できるもの。そのために「好きな人には、とことん尽くしたい」という思いが空回りすることも。
 わき目も振らずに料理に打ち込むあなたの背中を見るよりも、テイクアウトのお惣菜でいいから、ゆっくり会話を楽しみたいと夫は望んでいるかもしれません。
 家事よりも、夫の心を読むテクニックを身に付けましょう。

結婚後も自分の世界をしっかり確立する

 家事も上手だけど、世話好きで気配りができるのもあなたの長所。夫だけでなく夫の近親者や仕事関係への評判も上々でしょう。
 そんな完璧な妻の役をこなしながら、自分の人生もしっかり歩みましょう。夫の後ろに控えているだけの妻では、エネルギーを持て余してしまうのです。
 夫婦で寄り添うべきときは、しっかりと手を取り合いつつ、あなた一人の力で切り開く分野を持っておきましょう。妻以外の顔を持つことで、二人の世界がさらに豊かなものになります。

獅子座(7/23~8/22)

自分以外にスポットライトが当たっても
穏やかに見守れる度量の大きさを持つこと

 この世の幸せを独り占めしたように光輝く花嫁があなた。ただし、結婚は瞬間的なものではなく、平凡な毎日を蓄積していくこと。華やかなことばかりに心を引かれるのではなく、現実的な視点も必要です。
 結婚式当日の主役は花嫁であっても、夫を立てる妻としての役割も求められます。夫に熱烈に愛されてプロポーズされたからといって、いつまでもお姫様扱いを期待していては、夫の愛も醒めてしまいます。
 自己顕示欲を抑え、淡々とした日常にも耐える覚悟をしておきましょう。

おおらかな愛情で夫の心を明るく照らす

 豊かな愛情を持っているあなたですから、信頼関係が確立されれば、結婚生活はとても充実したものになります。毎日の生活は平凡なできごとの繰り返しでも、あなたがいるだけで、そこにプラスアルファの要素が加わります。
 家族を照らす明るい太陽のような存在を目指しましょう。また、寛大な妻は夫にとって何よりの存在です。
 うまくいかないことがあっても、「そんなこと、気にしないで」とにっこり笑ってくれる妻がいれば、夫の心はいつも安らかです。

乙女座(8/23~9/22)

家事は少々手を抜いてもいいから、
夫が心からくつろげる雰囲気を作る

 花嫁修業は完璧にしておきたいと願っているあなた。おいしくて栄養バランスのとれた料理を作ったり、すみずみまでピカピカに掃除して、家計もしっかり管理する賢い主婦を目指します。
 でも、合理性ばかり追求すると、家庭がオフィスのようになってしまいます。
 少々だらしないところがあっても、「帰ってきてほっとできる」場所こそ、真の意味での家庭です。また「私はここまで努力しているのだから、あなたも…」と、夫に過度なプレッシャーをかけるのも禁物です。

夫の苦手な部分をさりげなくサポート

 細かいところまで目が行き届くあなたを妻にするということは、家庭内に秘書を持つようなもの。出張の身支度を整えたり、仕事に役立つニュースや記事をピックアップするなど、家事以外に夫をサポートします。
 夫が大雑把な性格だったり、忙しい仕事に追われているようなら、とても喜んでもらえるはず。そして、自分の能力を鼻にかけることなく、謙虚で控えめな態度を心がければ、夫にとって最高の妻となります。
 また、本当に大切なものを見極める眼力も信頼されます。

天秤座(9/23~10/23)

ライフスタイルだけにこだわっていると、
夫婦間の心の結び付きが弱まってしまう

 誰に見せても恥ずかしくないような、洗練されてきちんとした妻があなたの理想像。そのために、花嫁修業もしっかりしておこうという心構えを持っています。
 それはとても立派なことですが、形を整えることばかりに気を取られて、肝心の心がおざなりになってしまっては本末転倒です。
 男性は、少々抜けたところがあっても、自分だけの特別の存在としての妻を求めているもの。教科書通りに家事をこなすことよりも、夫との心の触れ合いを優先させましょう。

夫の社会的立場を後押しする社交技術を磨く

 新婚当初は二人だけの世界にひたりきっていても、そのうち夫婦単位のお付き合いもあれこれ出てくるもの。そこで大きな力を発揮するのがあなたの存在です。
 夫がシャイで社交儀礼的なことが苦手だったとしても、あなたに任せておけばすべて安心。普通の妻なら苦手意識を持つ夫の血縁関係とも、そつなく付き合っていきます。
 夫もあなたも、家庭という確固とした足場を得たことで人間的に成熟し、外の世界での活躍もさらに充実していきます。

蠍座(10/24~11/22)

ひたむきな情熱を胸の内に秘めながら
精神的な安らぎを得られる家庭を作る

 たとえ家事が苦手でも、結婚が決まれば、真剣にマスターしようとするあなた。彼はそんなあなたの姿を嬉しく思う反面、少々重たいと感じることも。男性は、自分が望んだ結婚であっても、夫としての責任が果たせるかどうか不安になるものです。
 あなたが身につけるべきテクニックはそんな彼の不安を解消し、できるだけリラックスした気持にさせてあげることです。
 料理に失敗しても、二人で笑い飛ばせるような調和的なムードを作り上げるテクニックを身に付けましょう。

彼を唯一の存在として認め、自信を持たせる

 妻となったあなたは、家庭を特別な場所にします。夫婦としての一体感を強く打ち出し、外でどんなつらいことがあっても、そこに帰ればすべてがいやされるようなエネルギースポットです。
 夫は、あなたの前では唯一無二の存在となります。プライドが満たされた男性は、外の世界でも踏ん張りがきくもの。独身時代にはなかった自信を持つことで、大きな飛躍を遂げることでしょう。
 あなたのエネルギーを、夫を囲い込むことではなく、潜在的な力を伸ばす方向に使うのがポイントです。

射手座(11/23~12/21)

愛情に暮らしの技術がプラスされれば
結婚生活はより楽しく充実したものになる

 愛だけが、結婚の条件のすべて。花嫁修業なんて必要ないと考えるピュアなあなた。それは一面の真実でもありますが、せっかく二人で暮らすのに、外食や出来合いのお惣菜が続くのは味気ないもの。
 花嫁修業というイメージに抵抗があるなら、二人で心地よく暮らすためのノウハウを身に付けると発想を変えましょう。
 限られた収入を最大限生かして、どれだけ楽しく暮らせるか、ゲーム感覚で家事をこなすために、料理や収納のテクニックを身に付けることも必要です。

夫を束縛することなく、毎日を快活に過ごす

 型にはまらないユニークなあなたの考え方は、夫をいつまでも若々しく保ちます。仕事でいやなことがあったとしても、あなたに話せば、別の視点を示してくれるのですから、気分がぐっと軽くなります。
 世間一般の妻と違い、夫にプレッシャーをかけることがないのは、彼にとって、何よりうれしいことです。
 二人で一緒にいれば、どんなハプニングが起こっても、陽気に乗り越えていけると思えれば、これ以上の妻はいないと夫は確信することでしょう。

山羊座(12/22~1/19)

実用一点張りの新婚生活は、少し窮屈。
かわいい妻の一面を見せることも大切

 古風なところのあるあなたは、結婚する前に一通りの家事はマスターして、きちんと家庭をマネジメントしていこうと考えています。
 料理や掃除はもちろん、家計管理や冠婚葬祭のマナーまでしっかりカバー。あなたに任せておけばすべて安心ですが、主婦としての役割だけに徹すると、夫は少し窮屈に感じてしまいます。
 たまには失敗することがあっても、かわいく甘える初々しさも必要です。夫がつい頬をゆるめるような、かわいい妻になりましょう。

二人で心を合わせて共通の目標を達成する

 新婚生活が落ち着いて、二人の暮らしのリズムができていたら、あなたの本領発揮のタイミング。夫だけにすべて責任を負わせるのではなく、あなたも能力を活かせる場を確保することでうまくバランスが取れます。
 そして、あなたの作る家庭は、外で活躍する意欲を回復させるベースキャンプのような役割も果たします。そして、二人で共通の目標を持つことで、さらに充実した関係に。
 しっかりと夫を支えながら、一歩下がった謙虚さのある、最高の妻となれることでしょう。

水瓶座(1/20~2/18)

不要な対立やトラブルを起こすことなく、
スムーズに社会と折り合う大人の姿勢を

 花嫁修業なんて古臭い考え方はあなたの頭の中にありません。愛情だけあれば、一緒に暮らすために、準備なんて必要もないと考えています。
 でも、実際に結婚となると、社会的な約束事も多いし、周囲から期待されることもあります。そこにいちいち異論を唱えて消耗していては、せっかくの新生活に注ぐはずのエネルギーが少なくなってしまいます。
 不要な対立やトラブルを最小限にするために、大人の常識や妥協を身に付けることが、あなたにとっての花嫁修業です。

夫の価値を理解し、最大の応援団となる

 人を理解して共鳴する能力は生まれながらにあなたに備わっている能力。結婚生活でも、夫との関係を緊密にするための最大の武器となります。
 たとえば、彼の仕事についても、ポイントをとらえた質問をして、彼がどこにやりがいを感じているかを知ります。
 だからこそ、単に「がんばって」ではなく、あなたらしいユニークな言葉で彼を励ますことができます。ときには、斬新な視点からのアドバイスもでき、夫にとって最大の応援団となることでしょう。

魚座(2/19~3/20)

甘い愛情だけでは、結婚生活は成立しない。
面倒くさがらずに家事に取り組む工夫を

 実際に結婚生活がスタートすると、ロマンチックなムードの連続ではありません。楽しく食事をしたら皿を洗わなくてはいけませんし、洗濯物だって二人分になります。
 最初のうちは家事に励んでも、そのうち「なんでこんなことばかり」と嫌気がさしてきます。そうならないように、楽しんで家事をこなすコツを工夫しましょう。
 気に入ったデザインの家電や掃除道具をそろえるのも効果的。先延ばしすればするほど、負担感が増すので、こまめに手を動かす習慣も大切です。

甘えん坊のようでいて、実はしっかり者の妻

 甘え上手のあなたは、夫にとって、かわいくてたまらない妻となります。でも、すべてを彼に頼っていると、ほころびが生じます。「あなたがいないと、私は何もできないの」と言いつつ、実は、しっかり者の妻を目指しましょう。
 たとえば、料理を焦がすことはあっても、家計の赤字は出さずきちんとやりくりができる妻。あるいは、家の中が少々散らかっていても、夫を遅刻させないように、しっかり起こす妻。そんな妻なら、夫はいつも上機嫌でいてくれるはずです。