恋は、人生の華。それだけに、恋を遊びにし、花から花へ舞い飛ぶ蝶のように、そのつど恋人を替えてみるのも楽しいでしょう。
でも、うたかたの恋、ゲームの恋ばかりしていたのでは、なんだか虚しくなることも事実ですね。
そろそろ、このあたりで、本当の恋をしてみませんか。
牡羊座（３／２１～４／１９）
一時の情熱で運命の人と思い込みがち。
恋の炎を燃やしつつ、冷静さもキープしよう
なにごともスピーディーがモットーの牡羊座。恋愛でも、一目で恋に落ちて、速攻でアプローチするパターンが多いはず。決して軽い気持ちではなく、そのたびごとに「この人こそ私の運命の人」と思い込む一本気な性格。ライバルがいるとますます燃え上がり、猛烈にアタックします。ところが、ついに意中の人をものにしたときに、一気につきものが落ちた状態に。「この人が本当に運命の人なのか」という苦い思いが忍び寄ってきます。
恋愛一辺倒にならない人のほうがうまくいく
追われるよりも追うほうを好むので、相手のことがどんなに好きでも、べったり寄りかかられるのは嫌いです。そんなあなたの運命の人となるのは、恋愛以外に打ち込めるものを持っている人。情熱的な愛情を注いでくれる一方で、別の世界もしっかりと持っている人なら、生涯にわたって心躍る関係を維持できることでしょう。恋に落ちる前に相手の仕事ぶりや趣味に対する態度を探り、恋愛一辺倒になる危険のない人を選ぶとうまくいきます。
牡牛座（４／２０～５／２０）
ゴージャスなデートに目がくらむと道を誤る。
自分にとって本当に心地よい関係を考えて
顔を合わしているうちにじわじわと好きになっていく牡牛座。自分のタイプじゃないと思っていても、何かと世話を焼いてもらっているうちに、ついほろりとなります。しかも、おいしいものや美しいものに目がないので、豪華なレストランでのデートやブランド物のプレゼントについ心が揺らぐことも。あなたを喜ばすために散財している相手は、実はものすごい浪費家で、結婚後は金策に苦労の連続なんて笑えない結果にならないように注意。
ひとりになることを恐れず、運命の相手を探す
お金で愛は買えないという誰もが知っている真実を今一度、胸に刻みましょう。好きで
もない人と食べる豪華なフランス料理のコースより、大好きな人とラーメンを食べるひとときのほうが幸せです。また、ひとりになることを恐れるのもやめること。誕生日やクリスマスをひとりで過ごすことに耐えられず、好きでもない相手と恋愛関係を維持するのは時間の無駄。そうしているうちに運命の人はどんどん遠ざかって、大きく回り道してしまいます。
双子座（５／２１～６／２１）
恋愛をゲームとしてとらえることの多い双子座ですから、運命なんて大げさなことは考えず、単にノリのいい相手と軽やかに恋愛遍歴を重ねていきます。駆け引きがうまいので、意中の相手をものにするのも簡単ですし、熱が醒めたらスマートにさよなら。たしかに楽しいのですが、そのうち、何回恋に落ちても心のどこかが冷めていて満足を感じられないなんて事態に。恋愛を甘く考えすぎていると、寂しい人生を送ることになってしまいます。
多少のことに目をつぶってくれる寛大な人を探そう
一人の相手との関係に生涯縛られるのはどう考えても無理でも、運命の人と出会えれば浮気心も多少は収まるはず。双子座にとっての運命の人は、あなたの遊び心を大目に見てくれて、一緒に楽しんでくれるようなゆとりのある人。嫉妬深い相手だと、お互いに傷つけあってしまう結果に。ユーモア感覚も不可欠です。深刻になりそうな場面でも、笑いによって救われます。そんな人はそうそういませんから、めぐり合ったら絶対に手離さないこと。
蟹座（６／２２～７／２２）
あなただけが尽くす立場にならないで。
結婚話はタイミングを考えて持ち出すこと
情にほだされて…という関係で恋がスタートすることが多い蟹座。あなたの家庭的な雰囲気にやすらぎを求めてくる人も多いでしょう。気をつけないと、あなたが世話をする一方で、あなた自身はちっとも安らげない関係になるケースもあるので要注意。わがままばかりぶつけられて、疲れているにもかかわらず「私がいないとこの人はだめになってしまう」とのめりこんでは相手の思うツボです。愛は一方的に尽くすものではないと心得てください。
将来を語り合えない相手とは早めにさよならを
あなたにとって恋愛とは、ストレートに結婚に結びつくものです。単に恋愛だけを楽しみたいという相手だと、傷つけあう結果になってしまいます。さりげなく、将来の人生設計に話題をもっていましょう。タイミングには気をつけて。恋が始まったばかりなのに結婚話を持ち出しすぎると、たいていの人は引いてしまいます。関係が安定したころを見計らいましょう。将来の話を避けるような態度をみせる相手なら、つきあいを再考したほうがいいかも。
獅子座（７／２３～８／２２）
恋愛にドラマチックな体験ばかり求めすぎないで。
ときめきが消えたあとに残るものが大切
獅子座にとっての恋愛は、非日常の世界へといざなうもの。世俗の雑事をすべて忘れて身も心も捧げ尽くすような恋を夢見ています。しかし、出会ったときは映画のようなドラマチックな恋も、デートを重ねるうちに日常の一部に。まして結婚してしまえば、ときめきを感じることも少なくなるのは当然です。そうなったときに二人の関係はどうなるか。それを見極めて受け入れないかぎり、一生青い鳥を探す人生に終わる羽目になりかねません。
逆境に立っても成熟した反応をする人を探そう
意地っ張りで夢見がち、子供っぽい部分も含めて、あなたのすべてを受け止めてくれる包容力のある人が運命の人。ドラマ好きのあなたと一緒になって楽しんでくれるだけでなく、あなたが落ち込んだときはやさしく慰めてくれるような人。一時の勢いだけで「この人！」と決め付けるのではなく、逆境に立ったときの反応をチェックしましょう。都合の悪いことに頬かむりしたり、こそこそ逃げ出すような相手はさっさと見切りをつけること。
乙女座（８／２３～９／２２）
結婚相手の選択には妥協しないで。
生理的な直感を従えばまちがいがない
生理的な直感がするどい乙女座は、見当違いな相手に恋をする確率はかなり低いはず。落とし穴があるとすると、いわゆる適齢期を過ぎ、周囲からのプレッシャーに負け、恋愛感情がわかないままに配偶者を選ぶ羽目になったとき。常識を重んじ、世間からどう見られるかがけっこう気になるので、親や友人に勧められると「これでいいか」と妥協してしまう危険があります。結婚してみて「こんなはずじゃなかった」と思っても後の祭りです。
世俗的な条件より、自分の判断に自信を持って
結婚を意識し始めると、「この人のことが好きだけど、結婚したら生活は大丈夫かな？」と迷うことが多いはず。でも、この変化の激しい世の中、安定とか経済力というのは当てにならないもの。いちばん信頼できるのは心の結びつきです。結婚に難ありと思っても、それが収入とか学歴など外的な要素なら、思いきって無視する勇気を持ちましょう。自分の心に正直になれば、運命の人と手を取りあって歩める満ち足りた人生が待っています。
天秤座（９／２３～１０／２３）
スタイルにこだわりすぎると、ほころびが。
泥臭いことも乗り越えることが必要
愛するよりも愛されることを好む天秤座。意中の相手に対して、自分から行動するよりも、相手からアプローチさせるように持っていくテクニックの持ち主です。恋愛スタイルはあくまでもスマートで、洗練されたデートを楽しみます。しかし、生活をともにするとなると話は別。かっこ悪い面やだらしないところを隠しとおすことは無理ですし、口うるさい親や親戚も出現します。幻滅されて百年の恋も一気に冷めるなんてことになりかねません。
運命の人には素顔をさらけ出すこと
生涯をともにしたい人が見つかったら、結婚生活の予行演習をしてみましょう。素顔のあなたに触れて、それでも変わらぬ愛情を捧げてくれるのが運命の人です。スタイリッシュなあなたは「恋愛に生活臭を持ち込みたくない」と思うかもしれませんが、長くつきあっていきたい相手なら、すべてをさらけだす覚悟が必要です。かといって、安心しきって一気に所帯じみてくる相手だと少々問題ですが、肩肘張らない関係を築ける人ならベストです。
蠍座（１０／２４～１１／２２）
深い情念やジェラシーはほどほどに。
一歩引いた冷静な目を持つことが必要
ひとたび恋をしたらすべてを捧げようとする蠍座。あなたにとって恋愛は軽いノリのゲームではなく、すべてが運命なのです。問題は、そんなあなたの真剣さを敬遠して近寄りがたいと感じる異性がいること。また、一度この人と決めたら地獄の底までついていこうとし、周囲からみたら「なんであんな相手と」と思われるような相手にとことん尽くしてしまうことも。あなたに必要なのは、恋愛中であっても冷静に人を見極める選択眼です。
執着心を捨てるとかえってうまくいく
恋愛はたしかに人生にとって最重要事項ですが、すべてではありません。肩の力を抜いて「運命の人と出会わなければ、ひとりで過ごしてもいい」と思うぐらいになったとき、運命の人が現れるものです。いくら情がうつっていても、あなたが犠牲になるような関係なら清算を。また、去っていく相手に執着するのもエネルギーの無駄。いつまでも一人の人にこだわっていては、真実の恋にめぐり合う可能性が少なくなると冷静に考えましょう。
射手座（１１／２３～１２／２１）
「好きになったらしょうがない」では
いつまでも刹那的な恋しかできない
いったん恋に落ちた射手座にブレーキをかけるのは至難のワザ。たとえステディな相手がいようと、はたまた既婚者にも果敢にアタックしていきます。あなたにとっては純粋な恋愛の発露であっても、周囲にとってはかなりの非常識な行為。たとえ略奪愛に成功しても、その陰で泣いている人の存在を忘れないで。そこまでして手に入れた恋も、情熱がなくなるとあっさり手離してしまうのも悪い癖。恋愛以外の人間関係にも大きなダメージを残します。
あなたの挑戦をサポートしてくれる人がベスト
一時の感情を「これこそ運命の恋」と思い込んでしまうところに射手座の悲劇があります。恋愛初期の息が詰まるような感情に溺れず、生涯をともにするに値する相手かを冷静に考えましょう。結婚はゴールではなく、そこからスタートするものと心得ましょう。そして、恋愛以外に挑戦する対象を見つけること。あなたの自由を尊重し、温かくサポートしてくれるような人なら、心のときめきが消えたあとも心地よいパートナー関係が築けます。
山羊座（１２／２２～１／１９）
ストレートに恋愛と結婚を結びつけないで。
肩の力を抜いて、人生勉強のつもりで恋愛を
「世間から認められること」を重視する山羊座にとって、恋愛もステップアップのためのひとつの手段。そのため、常に「この人と結婚したらどうなるだろう」と相手を品定めする傾向があります。それでは恋愛対象がかなり限られてきますし、いざ条件にあった相手がみつかるとあせって結婚にもちこもうとして墓穴を掘ることも。もっと肩の力を抜いて、人生勉強のつもりで幅広いタイプと恋愛してみることも異性を見る目を養うのにプラスになります。
相手にすべて寄りかかるのは禁物
一部上場の有名企業に勤めて、毎月きちんとお給料をもらっている人が、会社ぐるみで反社会的な行為に加担することだってある時代です。肩書きや収入など外面的な条件をいったん忘れて、心の目で相手を見ること。また、生活のステップアップを結婚だけに求めるのではなく、あなた自身の努力で野心を実現するようにしましょう。一人でも成功できる自信がもてれば、結婚に対する態度にゆとりができ、誤った選択をすることもなくなります。
水瓶座（１／２０～２／１８）
価値観が一致する同志に対し、
恋愛感情をオープンに表現しよう
万人受けする美男美女より、自分なりの個性をもった人に惹かれる水瓶座。そのためライバルも少なく、意中の相手をゲットする確率はかなり高いはず。問題は、あなた自身がそれほど恋愛体質でないため、相手が「自分のことをそんなに好きじゃないのかも」と不安になってしまう点。熱い感情を求める人なら物足りなさを感じてしまいます。あなたも執着心が薄いため、みすみす運命の人を逃してしまうというもったいないことになりかねません。
会話が弾む相手なら、まずまちがいがない
運命の人かどうかを見分けるポイントは会話。ある対象について同じような熱意で語り合える相手なら、それで決まり。大多数の人が口にしそうなありきたりの正論を振りかざす人ならパスすること。恋愛相手というより、よき同志を探すスタンスのほうがうまくいくでしょう。あなたにぴったり合う運命の人は世界にそれほど多くいるわけではありません。これぞと思う人が見つかったら日頃のクールな態度は捨てて、しっかりつかまえておくこと。
魚座（２／１９～３／２０）
色眼鏡をはずして、現実を見る勇気を持ち、
不毛な恋愛の繰り返しから卒業しよう
恋に落ちたあなたは、かなり色の強い眼鏡をかけているものと心得てください。その眼鏡を通すと、あばたもえくぼ、相手の欠点が見えなくなり、すべてがあなたに対する愛情の深さゆえの行為に思えてきます。運命の人とめぐり合いたいのなら、眼鏡をはずして冷静な目で相手をチェックし、厳しい現実も受け入れる勇気を持ちましょう。また、好きでもない相手と情にほだされた関係を続けるのも、運命の人との出会いを遠ざけます。
信頼できる人のアドバイスには耳を傾けて
恋をするたびに「これこそ運命の人」と舞い上がる魚座にとって、頼りになる友人のアドバイスは貴重なもの。少々耳の痛いことを言われても、冷静に受け取りましょう。気持ちのアップダウンが激しいあなたは、自分と似たようなロマンチストを恋の相手に選びがち。恋愛中は夢見心地で過ぎますが、いざ結婚となると、心安らぐことのないハードな人生が待ち受けています。あなたにとって少々鈍感と感じられような人のほうがちょうどいいかも。