誰にだって、忘れられない人っているものです。あの人の愛をもういちど、と願うものです。あなたの恋も、復活することは可能でしょうか。
まず、あなたにふさわしい復活愛のパターンを探ってみることにします。
捨て身になって彼を取り戻すとか、 思いきりいい女になって、彼を振り向かせるか、それはあなたの個性の魅力次第。
そして、がらりと視点を変えて、愛の復活を別の角度から考えてみます。場合によっては、愛の復活などにこだわらないほうが、あなたの幸せにつながるかもしれませんよ。
牡羊座(3/21~4/19)
早まった別れを後悔しているのなら、
こだわりを捨てて素直に気持ちを伝える
恋愛に関しては即断即決の傾向があるあなたですから、つき合ってみたものの、さっさと見切りをつけてしまうこともあるでしょう。
問題は、早まって別れて後悔するとき。そもそも100パーセント完璧な恋愛というものは、めったに存在しません。多少の違和感を抱きながらもお互いに歩み寄って絆を育てていくのが恋愛の醍醐味です。
たとえ別れた彼でも、よりを戻したいと思ったら、あなたの気持ちを正直に伝えましょう。自分を磨いて、彼をその気にさせることも怠りなく。
過去のパターンは卒業すること
彼のことが本当に好きなら、復活愛を成就させてうまくいくでしょうが、一時的な寂しさから元彼に手を出すのは考えもの。もともと直感力に恵まれているあなたですから、一度いやになってさよならした彼には別れるべきちゃんとした理由があったのかもしれません。
一時的に二人の仲が戻っても、結局は前と同じパターンに陥り、お互いを傷付け合う結果にも。恋がしたいなら、昔の彼は卒業して、これまでとは違ったタイプにアプローチしてみるのもひとつの方法です。
牡牛座(4/20~5/20)
あなたのペースに彼が寄り添えば、深い絆で結ばれた二人の復活愛が
ゆっくりしたペースながら着実に恋を育てていくあなたは、たまたま相手とペースが合わなくて別れてしまうことが多いため、条件さえ揃えば復活愛の可能性はかなり大。
たとえば、彼がスピーディな展開を望み、あなたの態度にしびれを切らして手っ取り早く簡単にものにできる女性に心変わりした場合。あなたのことが忘れなくて戻ってきた彼をあなたは温かく迎える度量があります。
そして、一度そうした試練を経た恋だからこそ、平坦な恋よりも深い絆で結ばれることに。
ときには運命の流れに従うことも必要
いくら復活愛の可能性が高いといっても、思い続けていれば必ず夢が叶うわけではありません。新しい彼女ができた彼がそのままゴールインする可能性もありますし、あなたにだって新しい恋が芽生えることも。いつまでも昔の恋を引きずっていては、幸せから遠ざかることにもなりかねません。
恋愛に対する真摯な態度を持ち続けることは立派ですが、時間の流れでひとつの結論が出た場合は、かたくなな心をほぐし、運命の流れに従いましょう。
双子座(5/21~6/21)
屈託のない明るい態度が復活愛を呼ぶ。
ただし、安易な繰り返しにならないように
軽やかに恋のプロセスを楽しむあなたにとって、復活愛は日々繰り返しているようなものかもしれません。
なにしろ、ある日は好きでたまらない彼が、翌日には急に無関心になってしまったり、心変わりが激しいのです。その点では、昔の彼もあなたにとっては十分恋愛の対象。へんなこだわりがなく、明るく接するあなたの態度に、彼はよりを戻しても大丈夫と思うことでしょう。
ただし、再び心が離れてまた戻って、という安易な繰り返しは避けること。
自分を見つめてひとりで過ごす時間も必要
世の中にはあなたより恋愛を深刻にとらえている男性も少なくありません。あなたは自分の心に正直に生きているだけでも、結果的に彼の心を傷付けていないか胸に手を当てて考えてみましょう。
「ひとりで過ごすのは手持ち無沙汰」と軽い気持ちで昔の彼に電話するのは、考えもの。それがきっかけで復活愛になる可能性もゼロではありませんが、かりそめの恋に時間を無駄に使う結果にもなりかねません。
心から好きでないなら、いさぎよくひとりで過ごす勇気を持って。
蟹座(6/22~7/22)
別れてからあなたの献身に気がつく彼。
過去のいきさつを許せるかどうかが鍵
別れたあとにあなたの長所がわかってきて、復活愛を求められることが多いでしょう。というのも、愛する人には献身的に尽くしたいという態度が、男性にとっては負担となってしまうからです。
別れてからあなたのいじらしさに気がつき、彼は深く後悔します。ただし、あなたが「あんなに尽くしたのに、さよならを言われた」というトラウマを抱えた状態では、彼も再びアプローチしにくくなります。
昔のことはすべて水に流す寛容な心がを持てるかどうかが鍵を握ります。
過去の失敗をこれからの恋にいかして
あなたの献身的な愛から離れていった彼が、いつか戻ってくるのではないかと期待して待ってばかりいるのは考えもの。世の中には、自分が何かしてもらえるのが当然で、感謝の気持ちを持たない男性も存在するのです。
もし彼がそんなタイプだったら、再び戻ってきたところであなたはまた傷つくだけ。それよりも、彼との恋愛で得た教訓をいかし、ほどよい距離感でつきあえる恋を始めましょう。
恋愛はあなただけが尽くす関係ではなく、彼からも尽くされるものなのですから。
獅子座(7/23~8/22)
別れた彼のことが本当に好きなら
プライドを捨ててあなたから歩み寄って
ストレートな愛情表現を好むあなたは、恋愛も白黒はっきりつけたいタイプ。少しでも他の女性に心を移した彼にはさっさと別れを告げます。
その後、あやまちに気づいて、あなたに許しを乞う彼を、寛大な心で受け止めるというのが復活愛のパターン。
でも、プライドの高いあなたが、昔の彼に再びアプローチしたら、あなたの性格を知っている彼だけに絶大な効果をあげることも。別れを告げたことを深く後悔しているのなら、試してみる価値はあります。
女を磨いて新しい可能性に賭ける
あなたにとって復活愛は、軽々しく起こるものではありません。一生に一度、あるいはまったく縁のないものかも。正々堂々と恋を正面から受け止めるには、昔の恋を引きずっているより、新しい可能性に賭けてみるほうが正解です。
昔の彼が忘れられないなら、女を磨いて逃がした魚は超特大であることを見せつけましょう。輝いているあなたにアプローチしてくる男性から、これぞと思う人を選べば、昔の彼のことはきれいさっぱり頭の中から消えているはずです。
乙女座(8/23~9/22)
強い精神的な結び付きがあれば、
障害を乗り越えた復活愛が可能に
愛するがゆえに厳しい目を彼に向けてしまう傾向のあるあなた。彼によくなってもらいたい一心で、あれこれ忠告してうるさがられ、破局へ至るパターンも。
別れたあと、すべてはあなたの愛情から出たことだと気がついた彼があなたの元に戻ってくることもあるでしょう。潔癖症のあなたは一度別れた彼とよりを戻すことに抵抗を感じますが、
「私たちはお互いの存在がどうしても必要なんだ」と思えるような強い精神的結び付きを感じていれば、復活愛の可能性があります。
最終的には本質的な人間性で決断を
同じ欠点でも、譲れるものと譲れないものがあります。別れた原因が「これだけは許せない」というものだったら、どんなに熱心に言い寄られても、受け入れるべきではありません。
あなたの場合、収入や学歴がいくら立派でも、本質的な人間性を重視しないと、恋は長続きしません。「自慢できる彼だし、せっかく戻ってきてくれたのだから」と妥協せず、魂の伴侶と呼べる相手を探しましょう。たとえ寂しくても、毅然と過ごすことで大きな精神的成長がもたらされます。
天秤座(9/23~10/23)
なかなか決断できなかった失敗を乗り越え
再び巡り合ったときに復活愛のチャンスが
恋愛となると、なかなか一人に絞りきれない優柔不断な一面が出てしまうあなた。どの人にも長所があるけれど、完璧な人はいないと迷っているうちに、気の短いタイプの彼はさっさと別の女性にアプローチ。結局、あなたと結ばれるのは長期戦に耐えられる気長なタイプのみという結果になりがち。
時が流れ、彼もあなたも成長して、再び巡り合ったときが復活愛のチャンス。二人とも特定の恋人がいない状況なら、とんとん拍子に話はまとまっていくでしょう。
男女の友情を成立させるのも賢明な方法
今の彼女から略奪してでも、彼を自分のものにするといった強い情念はあなたにはありません。いくら二人が最高の相性だったとしても、それぞれ別の道を歩んでいるのなら、スマートに割り切ることも必要だし、あなたにはそうできる理性が備わっています。
関係を絶ってしまうのではなく、いい友達としてつきあいを続けていくのもいいでしょう。最終的に二人が結ばれる運命なら、復活愛となりますが、そうならないのならそれでもいいと達観して人生を楽しみましょう。
蠍座(10/24~11/22)
復活愛にこだわってばかりいると
人生の可能性を自ら狭めてしまう危険が
別れた彼が忘れられないあなたは、心の底で強く復活愛を望んでいます。たとえ彼に非があって壊れた関係でも、いつかは彼が心から悔いてあなたの許しを求め、再び強い絆で結ばれるというストーリー。あるいは、他の女性とつきあってみたものの、あなたの真摯な愛情に比べると物足りなくなって舞い戻ってくる。いずれにしても、恨みがましい気持ちを抱いている間は、彼も戻ってきにくいもの。すべてを水に流し、新たな気持ちで再び恋をスタートさせる心構えが必要です。
過去は過去として気持ちを整理する
いくらあなたが復活愛を強く念じて待っていても、現実には、人の心はなかなかもとに戻らないもの。どんなに愛し合っている二人でも運命によって引き裂かれることは珍しくありません。
いつまでも過去の愛の幻想に生きていては、人生のときが無駄に過ぎていくだけです。彼を愛した思い出は大切なものとしてとっておく一方で、新たな道も探しましょう。
そして、思い出の中の彼をどんどん理想化して、彼ほどの人はもう現れないと感傷にひたるのはほどほどに。
射手座(11/23~12/21)
年月を置くことでお互いに成長し
新鮮な気持ちで再び恋をスタート
熱しやすくさめやすい一面のあるあなたは、せっかく運命の人と出会っても、あっさり別れを告げてしまうことがありがちです。そして、新しい計画に夢中になっているときに偶然、昔の彼と再開して新鮮な気持ちで恋に落ちるというパターン。
復活愛という意識はあまりありません。なぜならあなたにとって、人は常に成長を続け変わっていくものですから、たとえ昔の恋人であっても、離れ離れになっていた年数はお互いに経験を積み、人間性も成長したと考えるからです。
その場のノリだけの復活愛には慎重に
復活愛は長い人生でも、そう何度もあるものではありません。いくらあなたがこだわりのない性格だとしても、同じ人と何度も恋に落ちたり別れたりを繰り返していると、恋愛に対してルーズな印象を与え、真実の恋を逃すことになりかねません。そのためには、ささいなことで一気に別れ話に発展するような過激さを抑えること。じっくりつきあうことで、お互いのすべてを理解していくプロセスでは、復活愛よりも深いドラマを味わうことになるのです。
山羊座(12/22~1/19)
恋愛の対象と考えられなかった身近な
彼も距離を置くことで評価が変わってくる
恋愛に対して慎重過ぎて、真実の愛を失ってしまいがちなあなたにとって、復活愛は真実の愛をつかむために必要なステップ。たとえば、同級生や同僚など、あまりにも身近で恋愛の対象と意識していなかった男性。
いまひとつ恋愛モードに切り替わらないまま、卒業や転勤などで離れてしまったケースでは、距離を置くことで、彼のことを客観的に評価できるようになります。再び出会えば、改めて彼の真価を認めてハッピーエンドで終わる可能性も。
現実を直視して幻想を見破ることも必要
ロマンチックな復活愛に引かれつつも、現実も直視できる冷静さをキープすることも大切です。なぜ彼との恋愛が成就しなかったかをクールに分析していけば、再び恋に落ちるべきかを理性で判断できる能力があなたにはあります。
彼があまりにも熱心で情にほだされてよりを戻しても、もともとうまくいかなかった相手なら同じことの繰り返しになってしまいがち。復活愛の幻想を捨て、ひとりになることを恐れない勇気を持てば、最終的に真実の愛に巡り会えます。
水瓶座(1/20~2/18)
なにごとにもこだわらない
大らかさで復活愛もすんなりと受け入れる
いわゆる復活愛という定義にあてはまらないユニークな恋のプロセスの結果、昔の彼と元のさやにおさまるというケースはありえます。
勉強やキャリアに夢中になって、彼のことをそれほど大切な存在だと思えなかった、あるいはグループの一員として友達つきあいをしていた場合など、時の流れを経ることで恋愛にステップアップすることも。
親友であり恋人といった関係を築くためにも、恋と友情をはっきりと区別しないオープンな態度を持ち続けましょう。
あえて恋人にしないほうがいいタイプも
友達としてなら最高なのに、恋人にするとしっくりこないという存在もあなたの場合はよくあるもの。
特に、独占欲が強く嫉妬深い男性の場合は、いったんあなたを恋人という座に据えるとあれこれ行動を制限してきます。自分のことは自分で決めるといった独立独歩のあなたにとって、それは耐えがたい干渉です。
お互いに傷付け合ったものの、基本的に相性がいいので、また恋人に戻るというパターンを演じるよりも、友情として割りきったほうがスムーズです。
魚座(2/19~3/20)
若さゆえにうまくいかなかった恋が
二人が大人になることで成就する
いつまでも夢見がちな少女のような面を持っているあなたは、恋に対しても不器用です。そのため、せっかく巡り合った彼なのに、甘えが過ぎて彼の重荷になってしまうことも。
彼はあなたに心を残しつつも、おもり役を引き受けるほどのゆとりがないため、破局を迎えます。そんな二人が時を経て再会すると、あなたは大人の女性として成長を遂げ、彼のキャパシティーも広がっています。
若いときは実らなくても、機が熟してからうまくいく展開もあなたにはありえます。
復活愛の幻想にまどわされないで
「これこそ復活愛」と舞い上がって、腐れ縁をずるずると続けてしまわないようにご用心。
とっくに愛想が尽きたのに、泣きつかれるとノーということができず、惰性で関係を続けているようでは、時間を無駄にしているだけです。
復活愛の幻想にまどわされず、あなたにとってプラスの要素がない彼はクールに切ってしまうことも必要。ひとりになって冷静に自分を客観視できるようになってこそ、本当の恋が始まります。同情や過去への執着心と恋愛感情を区別しましょう。