相性 苦手な人との上手なつき合い方

相性占い

 十人十色。世の中、いろいろな人がいて、当然合う、合わない、ということもあるわけです。そこで、苦手な人と上手のつき合っていく秘法のご案内です。星座の知恵は、きっとあなたを世渡り上手に変えてしまうことでしょう。

牡羊座(3/21~4/19)

自分の道を阻む相手にかっとなり、自覚がないままに敵を作りやすい

 行動力旺盛な牡羊座は、慎重な人が大の苦手。自分がやろうすることに水を差されたり、邪魔をされると、やたらと攻撃的な論争をしかけたりします。あなたのほうは、その場の流れで言いたいことを口にして、ですっきりするのですが、相手が根にもつタイプだと最悪。本人の自覚がないままに恨みをかうのですから、何かの拍子に手ひどいしっぺ返しを受けたり、ひとたびもめごと起こると深刻なトラブルに発展してしまいます。

自分の欠点を素直に認める態度を身につけて

 頭に血がのぼったときは冷静になる努力を。言いたいことがあっても、「ここでこういう発言をしたらどう思われるか」をまず考えましょう。それでも失言してしまったら、上手にフォローする努力を。「私が暴走し始めたら、遠慮なく止めて」など、自分の欠点を素直に認める態度を示すことが関係修復に役立ちます。「口は悪いけど、根は悪い奴じゃない」
と思ってもらえれば大成功。また、目上の人にはきちんと敬語を使うことで好印象を与えます。

牡牛座(4/20~5/20)

自分に対する批判に過剰反応し殻に閉じこもってしまう危険が

 心地よい状況で落ち着いて暮らすのが理想の牡牛座にとって、もっとも腹立たしいのは、自分の生き方を批判されること。ふだんはおっとり構えているのに、ひとたび逆鱗に触れると激しい怒りをあらわにしてしまいます。何気ない一言に対して過剰反応するあなたに周囲の人は脅威を感じますし、自分の非を認めない頑固なところも批判の対象に。対立は深まる一方で、最悪の場合、気がついたら周囲から孤立していたなんてことになりかねません。

批判を受け流す度量の広さを

 口うるさく批判的な人はできるだけ距離をおくのが無難ですが、神経質に人を排除していては、人間関係が狭くなってしまいます。自分の殻に閉じこもってしまうと、あなたの現状肯定的で頑固なところがますます助長されてしまうので、批判は甘んじて受け入れる大人の態度を身に付けましょう。相手はあなたのほんの一部について言及しているのであり、全人格を否定しているわけではありません。多少腹立たしいことを言われても、寛容な態度をとることができれば、あなたの評価は高まります。

双子座(5/21~6/21)

感情的なつながりを求める人は苦手。
ときには逆恨みされる危険も

 いつもクールに颯爽と生きていきたい双子座にとって、やたらとべたべたしてくる相手は苦手。とっつきにくい態度をとれば相手もあきらめるのですが、会話上手で如才ないところがあるので、「この人は私に好意を持ってくれている」という誤解をもたれがちです。
そのうち相手の期待に添えなくなり、逆恨みされる危険大。特に相手が異性の場合は、「かわいさ余って憎さ百倍」とばかりに恨まれてしまうことがあります。

人生には誠実な態度も大切

 感情的なつながりを求めてくる人をすべて敬遠するのではなく、一生付き合っていきたい大切な人には、いつもの軽薄さをセーブして誠実な態度で接しましょう。「ときにはひとりの時間が必要」など、あなたの性格を誠実に説明すれば、相手も適度な距離感をもって接してくれます。また、恋愛関係で軽すぎる態度は禁物。その気がないのに、思わせぶりな態度をとるのは、相手を傷つけることもあり、あなたの人格を疑われ「セクハラ」ととられることも。

蟹座(6/22~7/22)

世話好きも度が過ぎると
相手の負担になってしまう

 大切な人のためなら自分を犠牲にすることもいとわない蟹座。あなたが相手を大切に思う気持ちと同じぐらい、相手からも愛情を返してもらいたいと切実に願っています。ときとしてあなたのこうした思いが相手にとって負担に感じられてしまいます。特に、あっさりしている人や、ビジネスライクにことを進めようとするタイプとは歩調が合いません。
「やたらべたべたしてきて感情的になる人」とレッテルを貼られてしまいます。

最初から愛情を全開にするのは禁物

 好き嫌いで判断することをやめ、理性を働かせること。ビジネスの場面では特に必要です。すべての人に愛されたいと願っているのが蟹座ですが、それはしょせん不可能なこと。
恋人や親友、家族といった近い関係の人だけにたっぷりと愛情を注ぎ、それ以外の人はようすをみながら愛情を小出しにしていきましょう。やたらと世話を焼くのではなく、相手が本当に必要としているかどうかを見極める目をもつことができれば、人間関係は円滑になっていくことでしょう。

獅子座(7/23~8/22)

金銭感覚で誤解を受けやすく見えすいたお世辞に弱いのも弱点

 ゴージャスなことが大好きな獅子座にとって、お金に細かい人は大の苦手。きっちり割り勘にしようと計算を始められるとイライラします。相手のほうからも「お金にルーズ」「見栄っ張り」などとネガティブに見られがち。金銭感覚はなかなか変わらないものですから、価値観の相違はけっこう深刻です。また、お世辞を言われて舞い上がるのも悪い癖。つい調子にのって、結局、利用されただけという苦い思いを抱くことも。

本当の友情を見極める目をもって

 ケチになる必要はありませんが、お金の管理はもう少しきっちりする努力を。特にビジネスがらみの場合は、どんぶり感情はやめましょう。また、プライドをくすぐられても、無理なことは無理と断りましょう。人生を賢く送っていくには、単なる追従屋と本当の友人を区別すること。親友なら、ときには耳の痛い忠告を与えてくれることでしょう。そのとき、ヘソを曲げて安易な道を選んでは一生後悔してしまいます。100人から寄せられる意味のないお世辞よりも、一人の親友の苦いアドバイスを大切にして。

乙女座(8/23~9/22)

てきぱきとした態度が裏目に出て周囲から敬遠されてしまいがち

 常に人の役に立ちたいと思っている乙女座。てきぱきと仕事をこなす姿を理想像としていますが、世の中にはそんなあなたをうざったいと思う人もいるもの。なまじ頭が切れて有能なため、くつろぐことが苦手。「いつもせかせかして落ち着きがない」と思われるようになったら人間関係に赤信号。几帳面できめが細かいというあなたの長所も裏返せば「細かいことを気にするつきあいにくい奴」というネガティブな評価を受けてしまいがちです。

寛容性を身に付ければ人間関係が好転

 有能できちんとしているというあなたの長所は社会生活を送る上で大きなメリットになります。問題は自分の水準をやたらに他人に押し付けること。それさえやめることができれば頼りになる人として、あなたの評価は大きく上がります。こまやかな観察眼で人の欠点をチェックしそうになったら、片目をつぶること。すべてが完璧でなくても世の中はちゃんとまわっています。肩の力を抜くことで、あなた自身も周りの人もずっとらくになるはずです。

天秤座(9/23~10/23)

ほどよい距離感が理解されず人間関係がこじれてしまうことも…

 人間関係においては持ち前のバランス感覚を最大限に発揮する天秤座。ですから、「苦手な人」という存在には無関係なはず。ところが、世の中には天秤座的なほどよい距離感では満足できない人がごまんといるのです。そういう人に限って思い込みも強烈ですから、「親友だと思っていたのに裏切られた」なんて余計な恨みを買ってしまいがち。ソフトな仮面の下にはけっこうかたくなな自我をもっているため、ひとたびこじれると修復がむずかしい一面も。

人間関係をあまり広げすぎないこと

 天秤座にとっての理想の人間関係は、すべての人に愛されてほどよい距離感を保って気持ちよくつきあっていくこと。でも、世の中には排他的な「私だけを見て!」という人間関係を求めてくる人もいるので、なかな理想通りにはいかないもの。まずは、人気者になろうという野心を捨てることがすっきりした人生を送るための第一歩。やたらと知り合いを増やすよりも、よりも一人の親友を持つほうが大切だという発想の転換を。

蠍座(10/24~11/22)

深追いは禁物。どんなに好きでも執着心はほどほどにして

 12星座中もっとも情の深い蠍座。苦手なタイプは、やたらと距離をおきたがる人。恋愛ではもちろん、職場での人間関係でも、好意を持った相手とは、すべての情報を共有して深い付き合いを望みます。ところが、相手がちょっとでも引いたそぶりをみせると、たちまち憤怒の渦を巻き起こします。相手は、あなたのそんな態度を重たく感じ、「ちょっと怖い人」という印象をもってしまいます。

適度な距離感を学ぶこと

 蠍座の執念深さはトラブルを巻き起こしやすい地雷のようなもの。信じられた人に裏切られると、復讐をとげようとします。でも、復讐してみたところで、あなたの心は以前にも増して傷ついているはず。蠍座にとっては「ヤマアラシのジレンマ」のエピソードが役に立ちます。寒さに震える二匹のヤマアラシが、くっつきすぎると針で傷つけあい、離れすぎると寒くてたまらない。試行錯誤の結果、傷つけあうことなく暖のとれる距離感を見つけたという教訓を胸に、適度な距離感を保つことを学びましょう。

射手座(11/23~12/21)

ものごとを気にしない天真爛漫さが周囲の眉をひそめさせることも

 楽天的で開けっぴろげな射手座にとって、苦手な存在の人はめったにいません。問題は周囲からどう思われるかに気を使わないこと。中には射手座の自由奔放なところを「落ち着きがない」「わがまま」と見る頭の固い人もいるもの。職場の上司や先輩が、頭ごなしに自由を制限するようなタイプだと人間関係は険悪に。気を使ってうまくたちまわることが苦手なため、溝は深まる一方。天真爛漫なため何も考えずに発した一言が思わず舌禍事件に発展する危険があります。

社会的な場面では仮面をかぶることも必要

 パブリックとプライベートをきちんと区別することで、人間関係のトラブルの多くは回避できます。プライベートな場では思う存分自分の個性を出しても愛されますが、職場や学校では、従順という仮面をかぶりましょう。茶目っ気のある射手座ですから、役者になった気分で「まじめな会社員」という役柄を演じてみては。また、何事も途中で投げ出さないこと。後始末を押し付けられた人のことも考えましょう。

山羊座(12/22~1/19)

いいかげんな人が許せず
自分の価値基準で判断しがち

 コツコツと努力する山羊座にとって我慢できないのは、やたらと要領のいい人。自分が損しているように思えて、むかつきます。相手が同輩や後輩だと、「そんなことじゃダメ」
「人生は甘くない」などと小言を連発して、おツボネ状態に。また、規則を守るいいかげんな人にも怒りを爆発させます。行き過ぎると、「頭の固いおもしろみにかける人」という陰口がささやかれ、あなただけ飲み会に声がかからなくなるかも…。

肩の力を抜いて柔軟なものの見方を

 仕事や勉強の分野では山羊座の真価を発揮してかまいませんが、人間関係では「こうでなくてはならない」という思い込みを少しゆるめましょう。それだけでも、ぐっとつきあいやすい人間と思われるはずです。また、無口なところも無用な誤解を招いてしまいがち。
ときにはジョークを飛ばして。ふだんまじめなだけに、意外な一言が大受けすることも。
無理に羽目をはずす必要はありませんが、世の中には自分と違う楽しみ方を持っている人が多いことを理解しましょう。

水瓶座(1/20~2/18)

一匹狼で理論武装も完璧なため、周囲の反発をかってしまうことが…

 自由を愛する一匹狼というのが水瓶座の理想。でも、世の中にはやたらと群れたがる人が多いもの。そんな人にとって水瓶座は、規律を乱すけしからん奴とうつってしまいます。
なまじ口が立つだけに、理論武装は完璧。職場で「アフターファイブのつきあいは強制ではないはず」と言い放って、やりたいことだけをやろうとする生き方が、従順な集団主義者たちの嫉妬をかうことに。また、自分の領域を侵されるのがいやなため、「冷たい人」と非難されることも。

ルールを尊重しつつ、あなたらしさを発揮して、

 社会人としてのルールや慣習を尊重する態度を見せること。それだけで保守的な考えの人々はあなたのことを安心して見られるようになります。そのうえで個性を発揮して斬新な提案ができれば、あなたの評価が高まり、少々のことは大目に見てもらえるようになるでしょう。また、個性を追求してばかりいるのも疲れるもの。ときには流れに身を任せてみては。みんなと同じ行動をとってみることで、ユニークな発想が生まれるかもしれません。

魚座(2/19~3/20)

クールな人にホットな愛を求めるのはお門違い。深追いは禁物

 魚座にとって苦手な人は、冷たい人。恋愛ではもちろん、同性との関係でもすぐに深い関係を求める魚座ですが、相手によってはそうした態度がうっとうしいと感じられてしまうもの。相手を深追いしてますます傷つき、涙にくれる魚座。ところが同情されるどころか、「自ら不幸になろうとするうざったい奴」とますます敬遠されてしまいます。

ひとりでも毅然と生きていく覚悟を

 人間関係が人生のすべてだと思わないこと。感情と理性をしっかり切り離し、パブリックな場では冷静な態度に徹するようにしましょう。そこで友情が生まれたなら、あなた本来の感受性を出してもかまいませんが、最初から感情面を全開にするのは禁物です。また、自分が落ち込んでいるとき、やたらに電話をかけて相談をもちかけたり、飲みに誘うのは慎んで。自分のおもりを他人に押しつけてばかりいると、友情を失ってしまいます。自分を甘やかさず、ひとりの時間を楽しめるようになれば、人間的に大きく成長できます。