星座 星座で読む子供時代に受けやすいトラウマ

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トラウマ、ことに幼少期の心の傷は、当人にその自覚がないと、なかなか発見し克服することができません。でも、星座ごとに残りやすいトラウマの傾向があることもわかってきました。あなたの幼い日のトラウマって、何でしょう?

牡羊座(3/21~4/19)

すべてのことで一番になろうとせず、
人生の最終的な勝利者を目指そう

 人に負けるのが何よりも嫌いなあなた。子供時代は勉強、運動、友達付き合いで常に一番でないと傷ついていたのでは? 

 また、一人っ子なら家庭で一番大切にされる位置をキープできる確率は高いでしょうが、兄弟がいればそれもままなりません。

 「一番じゃない私」によって傷ついた心は成長するにつれて癒されていきますが、時折顔を出します。特にあなたがこれだけは絶対自信があると思った分野で人に負けてしまうと、子供の顔が出てきてしまうのです。

 トップになりたいというのはあなたのエネルギーの源ですから、適当なところで妥協することはありませんが、人生の最終的な勝利者を目指すには目先の勝ち負けにとらわれないことを学ぶ必要もあります。

牡牛座(4/20~5/20)

無理に人と合わせようとしないで
自分のペースで進むのが一番

 子供のころからあなたは確固とした自分のペースを持っていたはず。ところが学校や家庭では往々にして「急ぎなさい」「みんなと一緒に」という掛け声に踊らされ、心ならずも自分を曲げなくてはいけないことがあったことでしょう。

 そのトラウマを引きずっているため、今でも無理に周囲に合わせようとする傾向があるかもしれません。でも、今のあなたはもう立派な大人です。仕事や共同作業で人にめいわくをかけるのならともかく、プライベートな場面ではあなたのペースをしっかり守って、やりたいように進めればいいのです。

 人に比べて自分はゆっくりし過ぎているのではないかと心配しないで。速く進むほど多くのものを得るわけではないのですから。

双子座(5/21~6/21)

疎外感を味わった子供時代は過去のこと。
好奇心を満開にして知的な冒険を

 あなたは子供の頃、どこか大人びたところがあったはずです。しかも、その大人びたところを隠して、無邪気さを装って大人を安心させるような一面も。

 同世代の友達を冷めた目で見つめて、疎外感を味わってきたことでしょう。でも、今のあなたにとって、周囲の空気をよんでフレキシブルに振る舞えることは最大の武器です。

 また、好奇心を満開にして「なぜ?」を連発しては周囲の大人を困らせたこともあるあなたですが、今のあなたには、自分の力で疑問を解決できる能力が備わっています。

 無理やり「なぜ」を封印することなく、好奇心のおもむくままに知的な冒険を続けてください。

蟹座(6/22~7/22)

「愛されていないのでは」という不安を克服し
ゆとりのある態度で人に接していこう

 親しい人に対し、常に愛情に満ちた関係を求めるあなたの子供時代には、傷つくことが少なくなかったはず。たとえば、親子関係。両親はあなたのことを愛していても、仕事や家事などやらなくてはいけないことがあるときは、甘えてくるあなたを邪険にすることもあったでしょう。

 たいていの子供はそうした心の傷を乗り越えていくものですが、あなたは大人になっても引きずってしまい、少し冷たくされただけで「もう嫌われてしまったのだろうか」と激しく悩むことも。ひとたび築いた信頼関係はそう簡単に崩れるものではありません。

 そして、愛されていても、いつも愛情をストレートに示されるわけではないことを悟り、もっとゆとりのある態度で人に接するようにしましょう。

獅子座(7/23~8/22)

おざなりな称賛に傷ついた子供時代。
大人になった今はもっと軽い気持ちでトライして

 開けっぴろげでいつも注目を集めていたい子供だったあなたは、大人の前で歌やダンスを披露することに大きな喜びを感じていたことでしょう。

 ところがあるとき、大人からの「上手にできたね」という称賛は心からのものではなく、子供である自分への励ましやいたわりの気持ちが強いことに気がつき、大きく傷ついたはずです。そのため、急に引っ込み思案になってしまい、人前で何かをすることに抵抗を感じているかもしれません。

 でも、プロのエンターテイナーでもない限り、心からの称賛を勝ち取るのは無理な話。その場の雰囲気がなごんで、みんなが楽しい気分になればそれでいいといった軽い気持ちでトライしているうちに、子供時代の心の傷が癒されることでしょう。

乙女座(8/23~9/22)

子供らしくないするどい批判眼は
成長したあなたにとっては最大の長所に

 大人顔負けの観察眼のある子供だったあなたは、周囲の大人をたじたじとさせたことがあるはず。度量の大きい人なら「そんなことに気がつくなんて偉いね」とほめてくれたかもしれませんが、たいていの大人は「生意気だ」「子供らしくない」と怒りを爆発させます。

 幼い子供の発言とは言え、あなた自身は正しいと思っているだけに、そうした心ない態度に傷ついたことも少なくないでしょう。

 でも、今のあなたなら、世の中の間違っていることについて、きちんとした根拠をもって解決策を示すことができます。細部にとらわれすぎず、大局を見て建設的な批判ができるようになれば、あなたの子供時代のトラウマも解消されていきます。

天秤座(9/23~10/23)

子供っぽい人間関係はもう卒業。
自らの意思で洗練された関係を築こう

 子供のころから、周囲を気遣える大人の分別を持っていたあなたですが、子供同士の付き合いではそれが災いすることもあったはず。たとえば、他愛ない喧嘩でも「私は何々ちゃんに賛成」とすぐ派閥を作る仲間たちに対し、「私はどちらもそれぞれ言い分があると思う」と発言して「いい子ぶっている」と敬遠されたり。仲間はずれになるのがいやで、心ならずも子供っぽい行為に加担したこともあるでしょう。

 でも、今のあなたはそんなことをする必要はありません。子供時代を卒業したことを喜んで、洗練された人間関係を極めていきましょう。学校や塾といった閉じた関係ではなく、今のあなたは自分の意思でプライベートな人間関係を築いていけるのですから。

蠍座(10/24~11/22)

幼い日に感じた根源的な疑問を
大人になった今でも追求していこう

 幼いあなたが死を知ったとき、かなりの衝撃と不安を抱いたことでしょう。「どうしてみんな、いつか死んでしまうのにあんなに平気な顔で生きているのか」と疑問に思ったものの、そんなことを大人に聞いても無駄なことがわかっていて、自分ひとりで抱え込んでいたのではないでしょうか。 大人になった今、日々の雑事にかまけて、そうした根源的な疑問をあやふやにしていませんか?

 哲学書や宗教書をひもとくことで、少しでもわかってくることもあるでしょうし、日常生活を通して学んでいくこともあるでしょう。

 「自分は何のために生まれてきたのか」という幼い日に感じた疑問を折りに触れて思い出すことで、あなたはより深く人生を味わうことになるのです。

射手座(11/23~12/21)

退屈な学校とは無縁になった今こそ
本当の勉強を始めるべき時期

 興味のおもむくままに自分の知りたいことを追求したいあなたにとっては、小学校や中学校の画一的な授業に苦痛を感じたことが多かったはず。授業は退屈でしかなく、テスト勉強にも身が入りません。「本当はもっとできるはずなのに、どうしてこんな成績しかとれないの」と叱られ、すっかり学校嫌いになった人もいることでしょう。

 そのトラウマを引きずっているため、大人になっても勉強と聞くと敬遠してしまうかもしれませんが、今のあなたには口うるさい先生もいないし、何をどんなふうに学ぼうと自由です。子供時代は劣等生だったのに、独学で偉業を成し遂げたという人がいますが、あなたもそういうタイプ。
大人となった今こそ、勉強を始める好機なのです。

山羊座(12/22~1/19)

あなたの持つ上質なユーモア感覚は
大人になった今こそ進化を発揮する

 子供っぽく甘えたり、ふざけたりするのがあまり得意でなく、「面白みのない子」と周囲からレッテルを貼られて傷ついたことがあるかもしれません。

 ジョークを言おうとしても、かえってきごちなくなって周囲をしらけさせたり。子供時代はとかく面白い子が人気を集めるものですから、あなたにとっては生きにくいことが多かったでしょう。

 でも、あなたは本来、上質なユーモア感覚の持ち主です。子供時代にもてやはされたのが、誰にでもわかりやすいお笑い番組だとしたら、あなたのユーモアは、ウイットに飛んだ外国製のコメディのようなもの。わかる人だけにわかってもらえればいいと割り切って、自分のスタイルを大切にしてください。

水瓶座(1/20~2/18)

あなたの持つ上質なユーモア感覚は
大人になった今こそ進化を発揮する

 子供っぽく甘えたり、ふざけたりするのがあまり得意でなく、「面白みのない子」と周囲からレッテルを貼られて傷ついたことがあるかもしれません。

 ジョークを言おうとしても、かえってきごちなくなって周囲をしらけさせたり。子供時代はとかく面白い子が人気を集めるものですから、あなたにとっては生きにくいことが多かったでしょう。

 でも、あなたは本来、上質なユーモア感覚の持ち主です。子供時代にもてやはされたのが、誰にでもわかりやすいお笑い番組だとしたら、あなたのユーモアは、ウイットに飛んだ外国製のコメディのようなもの。わかる人だけにわかってもらえればいいと割り切って、自分のスタイルを大切にしてください。

魚座(2/19~3/20)

大人になった今こそ、
誰にもとがめられず思いきり涙を流して、心の浄化を

 センシティブで傷つきやすいあなたにとって、子供時代は楽しい一方でつらいことも多かったはず。友達の子供らしい残酷さに傷つき、親や先生からは「ささいなことで泣くんじゃありません」と注意されたこともあるでしょう。

 でも、涙を流すという行為は本来、とても崇高なもの。乾いた心を抱えて生きている大人はめったなことでは泣きません。

 もしあなたが、「しばらく泣いたことなんかない」というのなら、あなた本来の感受性が失われているシグナル。悲恋ものの恋愛映画や小説で、思いきり泣いてみましょう。もう今は泣いたからといっていじめる友達も、注意する先生もいません。涙を流したあとのカタルシスを味わい、豊かな感受性を取り戻しましょう。