開運 あなたが陥りやすいトラブルのパターンとその回避法

開運

 現実の社会に生きているかぎり、運・不運のほとんどは人間関係を通してもたらされます。つまり、開運を望むなら、おつき合いにかかわるトラブルの芽を摘み、円満な関係を築くことがもっとも必要なのです。
 ここでは、あなたが陥りやすいトラブルのパターンと回避術を星座別にお伝えします。

牡羊座(3/21~4/19)

強烈な自負心から一人で突っ走り、
可能性の扉を自ら閉めている状態に

「私に指示を出せるのは、私しかいない」というのがあなたのモットー。立場上やむなく上司や先輩の命令に従うこともありますが、基本的には、人がどう思うかなんて考えず、行動を起こしてしまうことが多いのです。そこに悪気はないのですが、周囲への配慮に欠けるため、せっかくサポートしてくれようとする人がいても、可能性の扉を閉じている状態なのです。「人の助けは必要ない」とあなたは思うかもしれませんが、一人でできることには限界があるのです。

自分がやろうとすることを周囲に伝える

あなたのいきいきとした行動力を止めてしまうことは、生きるエネルギーを失ってしまうようなこと。だから、無理に小さな枠に自分をはめこんではいけません。ただし、周囲との摩擦を少なくするために、「自分が何をやろうとしているか」をオープンにすることを心がけてください。反対する人がいるなら、そこで何らかのリアクションがあるでしょうが、やってしまった後に顰蹙をかうようには、ずっとましですし、「何をしでかすかわからない」というマイナスイメージを消すことができます。

牡牛座(4/20~5/20)

自分のスタイルを守って孤立するより
少し譲歩することで、妥協点を探そう

決断に時間がかかり周囲をイライラさせてしまうのがあなたの悪い癖。たとえば、レストランでみんなが注文を決めているのに、あなただけが、どのメニューにしようか迷っているような状況です。あなたとしては、おいしいものを食べるために妥協はしたくないし、毎日を丁寧に生きるという確固たるポリシーがあるのです。だけど、周囲とペースが合わないことが続くと、お誘いの機会も徐々に減ってしまいがち。人間関係の輪が徐々に狭くなっていきます。

人を喜ばせることで、自分にも喜びが

自分のスタイルを優先するより前に、人の立場になって考えるようにすれば、人間関係は一気になごやかになります。たしかに、自分の欲求を満たすことが幸せな人生とも考えられますが、どんなに満足したところで、一緒に楽しむ人がいなければ味気ないもの。反対に、質素なことでも、本当に好きな人と一緒なら、この上なく幸運な時間となるのです。自分を喜ばせようとする前に、人を喜ばせるにはどうしたらいいかを考えるようにしてください。自分を犠牲にしているようでいて、結果的にあなたに大きな喜びがもたらされるのです。

双子座(5/21~6/21)

器用にその場に対応してしまい、
過剰な期待を抱かれて、非難される

親密さを前面に出してくる人間関係が苦手です。「私たち仲良しだから」とすべてをがんじがらめにされるような関係。最初から固定した人間関係の中で、お約束のパターンを繰り返していると、かごに入れられた鳥のような気持ちになるのです。しかし、現実にはうんざりしたような態度はみじんも見せず、愛想よく振る舞ったりするので、人にあまり理解されません。そして、あなたに過剰な期待を抱いた人から、最終的に「冷たい」「利用された」と非難されてしまいます。

自分をごまかすのはやめ、正直になる

幅広い対象に興味を抱くのは、人生を豊かにすることですし、人間関係だって、そのときだけの限定の関係というものがあってもいいかもしれません。ただし、サービス精神が過剰なため、相手に余計な期待を抱かせるのは問題です。心にもないのに、「そのうちお食事でも」といったリップサービスは不要です。時間を共有したことに対する感謝の気持ちを誠実に伝えるだけで、人間関係は完結するのです。そんなシンプルな関係を結んでおけば、再びご縁があってもスムーズです。

蟹座(6/22~7/22)

心が通じ合わっていないのに、
無理に仲良くしようとするのはやめよう

人間関係はあなたにとって、大きなエネルギー源になると同時に、ストレスをもたらします。それは、あまりにも多くのものを人間関係に求めるから。誰にだって好き嫌いがあり、すべての人と相性がいいという人はいません。人間関係のケアに過剰なエネルギーをつぎ込み、うまくいかないと「私が努力して何とか改善しなくては」と思い込むのは、やめましょう。改善するどころか、相手から敬遠され、ますます関係がこじれてしまうことのほうが多いのです。

適切な距離の取り方を学ぶ

心が通じ合っていないなら、社会生活上、最低限の儀礼を果たしておけばいいのだと割り切ればいいのです。深入りすると、「私はここまでやってあげたのに」と恨みの感情を抱くことになり、ますます人間関係がこじれます。周囲とうまく関係が作れないからといって、気に病むのではなく、適切な距離をとるようにしましょう。そして、本当に気の合う関係ができても、冷静な観察眼を持ち続けること。過剰に期待して、せっかくの関係を台無しにしないように。

獅子座(7/23~8/22)

エネルギーを全開すると誤解されやすい。
ときには、弱点を見せたほうが親しまれる

いつも明るく、その場にいる人の注目を一身に集めるあなたですが、中にはそんなあなたの存在を快く思っていない人もいます。それは、いつもあなたがその場の主導権を握ってしまうから。嫉妬深い人にとっては「いつもあの人ばかり」という憎しみの対象に変わってしまうのです。また、親切のつもりで手を差し伸べているのに、相手にとっては、お節介に感じられることも。世の中には、「自分の存在感をアピールするための手段」だと誤解するような人もいるのです。

本当の意味での器の大きさを目指そう

いつも太陽のような明るい存在である必要はありません。自分の足りないところ、弱点を人に知られることを恐れないでください。そして、あえて裏方に徹する潔さを持ちましょう。あなたが自分のことを特別な存在だと信じているのと同じように、他の人も自尊心を持っているのですから。スケールの大きい人は、決して、他人の存在を軽んじることで自分が大物であることを誇示したりしません。本当に器の大きい人は、思いやりのある人です。

乙女座(8/23~9/22)

「必要とされている私」に執着せず、
あるがままの自分でいても大丈夫

人間関係に人一倍気を使うあなたですが、なぜか、心配りが空回りして、なかなか期待したような調和的な関係が築けません。というのも、世間の人はあなたほど、感受性が強くないし、義理堅くもないからです。あなたは「人から必要とされる」ことに生きがいを感じ、躍起になって尽くすのですが、一時的に感謝されても、すぐ忘れてしまう人も多いのです。自分の存在価値を人に証明してもらおうとしている限りは、心の安らぎは得られません。

ネガティブな記憶は手放していく

人間関係はうまくいかないもの。うまくいったらラッキーと思うぐらいがちょうどいいのです。そもそも、違う人間同士が完全な意思の疎通ができることはまずありません。完璧を望まないこと。そして、忘れる努力を。どんなに性格のいい人でも、虫の居所が悪くていじわるになってしまうこともあります。そんなことをいつまでも引きずっていては、先方も最初は罪悪感を抱いても、責められているような気がして、あなたを避けてしまうのです。どんどん流していきましょう。

天秤座(9/23~10/23)

感情を抑圧してばかりいては、
いきいきとした交流は生まれない

人間関係は常にあなたの人生を豊かにしてくれるものです。誰とでも円満に付き合えるあなたは、役立つ情報を手に入れることも多いでしょう。ただし、あなたはいつも、自分のストレートな欲求や不満を抑えつけて、相手に合わせようとする傾向があります。相手の目には、成熟した器の大きい人と映り、いつもその役割を押し付けられてしまうのです。すべての人に満足してもらおうとするあまり、ファストフードの店員のように、作り笑顔が張り付いてしまう前に、感情を解放する必要があります。

区別することは決して悪いことではない

好き嫌いの感情を出すのは、とても幼稚なことだとあなたは考えていて、誰とでも平等に接しようとします。でも、人間だから相性があるのは当然です。好きという感情がなければ恋愛も生まれません。誰かを選ぶのは、誰かを選ばなかったということ。嫌いだからといって、傷つけたり気分を害するようなことをするのは論外ですが、お付き合いも人によって差をつけてもかまわないのです。そして、その差をつけるとき、あなたの対人スキルを最大限に活用すればいいのです。

蠍座(10/24~11/22)

必要以上に相手に近づかないように、
距離を測りながら慎重な人付き合いを

思い入れの激しさが誤解を生み、人間関係がうまくいかないパターンに泣かされます。たとえば、同じ話題で意気投合した人がいるとします。あなたは舞い上がって、この人となら親しく付き合えると確信します。でも現実には、その人は調子よく話を合わせていただけかもしれません。しばらくして、相手の意外な冷たさにあなたは傷付き、心をシャットアウトします。それでは、これから始まるかもしれない、有意義な人間関係の芽を自分から摘んでしまっていることになるのです。

冷静になり、相手のペースに合わせる

世の中にはさまざまなタイプの人がいます。「浅く広く」がモットーの人もいますし、とりあえずその場を楽しく過ごすことを主眼に置いている人もいます。だから、自分の物差しで相手を計らないこと。そのときは一気に盛り上がっても、一歩引いたところから二人の関係を観察するようにするのです。自分のほうからばかり連絡していないか、メールの返信は自分がすぐ出すのに、相手からは時間がかかっていないか、そして、相手の対応の熱っぽさにあなたも合わせるようにすれば、ミスマッチは起こりません。

射手座(11/23~12/21)

自分の尺度で相手を振り回すと、
そのうち距離を置かれてしまう

何物にもとらわれない自由な価値観を持つあなたは、人間関係も多彩です。「この人っておもしろい」と思えば年齢や立場、性別、国籍など関係なく一気に親しくなろうとします。ただし、そのあとのフォローが苦手。興味がなくなったら、とたんにシャッターを下ろしてしまうようなところがあります。決して悪意があるわけでなくても、中には傷付く人もいます。そして、せっかく芽生えた人間関係がもろくも崩れ、未来の可能性が摘み取られてしまいます。

どんな人でも、深いストーリーを持っている

この人ってつまらないと思っても、一気に無関心にならないこと。どんな人も一生に一冊は小説を書けるようなネタがあるといわれますが、じっくりと付き合うことで、あなたにとって未知の世界が広がっていきます。何かの縁で知り合ったのなら、その後のフォローも心がけましょう。年賀状や季節の挨拶メールが届いたら、忙しくてもきちんと対応しておくこと。新しい縁を招き、思わぬところから人生が発展するきっかけが与えられるかもしれません。

山羊座(12/22~1/19)

いつも遠慮してばかりいると、
人間関係が他人行儀なものに

人間関係を通して多くの幸運がもたらされる。そう思ってはいるものの、生真面目なあなたは、なんだか人を利用しているような後ろめたさを感じ、めったに自分から要求を口に出すことはありません。そして、後にになって「言ってもらったらよかったのに」と友人に言われたりします。そんな奥ゆかしさはあなたの美点の一つですが、親しい人には壁があるように感じさせてしまいます。そして、あなたに頼みたいことがあっても言い出せず、せっかくの人間関係が窮屈なものになります。

貸し借りにこだわり過ぎない

人に何か頼みごとをして、断られても、あなた自身が否定されたわけではないのです。そして、あなたからも、人のためにできることがあったら、積極的に声をかけてみましょう。純粋に、人のために何かをしてあげることは喜びをもたらします。もちろん中にはずうずうしい人がいて、利用されるだけに終わるかもしれませんが、それも人生勉強のひとつです。そんな人は一度付き合えばわかるので、上手に距離を置きながら、発展的な人間関係を大切にするようにしましょう。

水瓶座(1/20~2/18)

頭が固そうな人を敬遠していると、
人間関係の幅が狭くなってしまう

あなたの率直で型にはまらない態度は、ある程度関係性ができた親しい人の目には「ユニークで、おもしろい」と好ましく映ります。でも少し頭の固い人にとっては、「常識を知らない人」と最初からシャットダウンされかねません。そんな頭の固い人とは付き合わなくていいとあなたは思うかもしれませんが、多種多様な人と触れ合うことで、そこにダイナミックな動きが生じるというもの。好ましいタイプとだけ付き合っていると、どうしても人間関係が偏ってしまうのです。

あなたらしいメッセージを伝える

マナーや礼儀作法にこだわって形から入るのは、あなたにとって苦痛だし、本音をしゃべれなくなってしまいます。堅苦しく考える必要はありません。「私には悪意がない」「友好な関係を結びたい」ということを、感じのよい態度で伝えましょう。基本的にはあいさつ。「おはよう」「こんにちは」だけでなく、そこに、表現力を駆使して、「今日はエネルギーに満ちあふれていますね」「その色がとても似合います」など、相手にピンポイントで届くようなメッセージを添えるのです。

魚座(2/19~3/20)

頭が固そうな人を敬遠していると、
人間関係の幅が狭くなってしまう

あなたの率直で型にはまらない態度は、ある程度関係性ができた親しい人の目には「ユニークで、おもしろい」と好ましく映ります。でも少し頭の固い人にとっては、「常識を知らない人」と最初からシャットダウンされかねません。そんな頭の固い人とは付き合わなくていいとあなたは思うかもしれませんが、多種多様な人と触れ合うことで、そこにダイナミックな動きが生じるというもの。好ましいタイプとだけ付き合っていると、どうしても人間関係が偏ってしまうのです。

あなたらしいメッセージを伝える

マナーや礼儀作法にこだわって形から入るのは、あなたにとって苦痛だし、本音をしゃべれなくなってしまいます。堅苦しく考える必要はありません。「私には悪意がない」「友好な関係を結びたい」ということを、感じのよい態度で伝えましょう。基本的にはあいさつ。「おはよう」「こんにちは」だけでなく、そこに、表現力を駆使して、「今日はエネルギーに満ちあふれていますね」「その色がとても似合います」など、相手にピンポイントで届くようなメッセージを添えるのです。