天職という言葉があります。あたかも天の配剤で選ばれたような、その人に最もふさわしい仕事、といった意味ですが、果たしてどうでしょう。
天職とは、努力と試行錯誤によってようやく手に入る後天的なのもではないか、とも思えます。
でも一方で、この人はこんな仕事に就いたら、きっとぴったりなのだけど、もっと人生をうまくやっていけるだろうに、と思う時もあります。自分の性格にまるで合っていない仕事をしている人、というのもよく見かけます。
天職を見つけるのは難しいけれど、少なくとも、あなたの適職はきっとあるはずです。そのあたりのところ、天の星たちに聞いてみませんか。
仕事運 牡羊座（３／２１～４／１９）
世の中に変革を起こす新事業を、
自らがトップとなって立ち上げる
牡羊座の天職のキーワードは「新しい」ということ。たとえ昔からの業種でも、そこに新しい風を吹き込めば、あなたにとっての天職です。
たとえば、伝統技術の世界に入るとしても、インターネットを駆使して新たな販売チャンネルを築き上げるなど。
最も向いていないのが、毎日決まったことを繰り返す仕事。どんなに条件がよくても、遅かれ早かれ飛び出すことになるでしょう。
上司の命令通りに行動するより、自らがリーダーシップを発揮して周囲を率いるほうがエネルギーを最大限に発揮できますから、「鶏口となるとも牛後となるなかれ」をモットーに、なるべく早く独立するのもいいでしょう。
仕事運 牡牛座（４／２０～５／２０）
自分のペースで仕事を進められ、
自らの審美眼を余すことなく発揮する
堅実でしっかりと仕事を仕上げる牡牛座ですが、最も能力が発揮できるのは、自分のペースで仕事を進められるとき。
締め切りをせかされたり、人のペースに合わせなくてはいけない仕事は向いていません。がちがちの固い組織ではなく、自分の裁量で進められる部分が大きいと、天職となる可能性大です。
そして、つまらないことも仕事として割り切ってやるのではなく、仕事自体が楽しめるようなジャンルなら最高です。
アートやデザインなど、持ち前の審美眼を発揮できる分野もいいですし、インテリアコーディネーターやガーデニングなど、快適な生活環境を整える仕事も天職だと感じられるでしょう。
仕事運 双子座（５／２１～６／２１）
ひとつのジャンルにこだわることなく、
多方面の分野で新しい息吹を伝える
何をやらしても器用にこなせる双子座ですが、恵まれたコミュニケーション能力を駆使できる分野、多彩な人々と接する仕事が天職です。
ひとり部屋にこもって、こつこつやり遂げるような仕事は投げ出してしまうでしょう。そして、最先端の情報を吸収し、ただちに仕事にいかせるような柔軟な環境を整えることも大切です。
ひとつのジャンルにこだわるのではなく、多才な分野で才能を発揮できますから、スペシャリストではなくジェネラリストを目指しましょう。
ひとつの分野で地位を確立しても、それでよしとせず、絶えず時代のニーズを探り、変化を恐れずステップアップしていきます。
仕事運 蟹座（６／２２～７／２２）
こまやかな気配りで、人を喜ばせる
生活に密着したジャンルに適性あり
人間関係を重視する蟹座ですから、あまりにも競争が激しい業務では、最初は成績を上げていっても燃え尽きてしまいます。
和気あいあいとした雰囲気の中で、それぞれが持てる能力を発揮する環境がベストです。生活に密着した分野で、顧客の喜びがストレートに伝わってくるような職業なら、意欲を持てるでしょう。
レストランやホテルなどのサービス業、あるいは看護や介護といった分野でも、機械的ではなく心のこもった仕事ぶりで多くの人に感謝され、あなたも生きがいを持って働くことができます。
かといって、単に真心だけで働くのではなく、きちんとした事業計画を立て、確実な利益も上げていけます。
仕事運 獅子座（７／２３～８／２２）
多くの人に影響を与える仕事を通し、
周囲も自分も輝きを増していく
常にスポットライトを浴びて自らの能力をいかんなく発揮できる仕事こそ、獅子座の天職です。そして、注目を集めれば集めるほど、ますます才能が開花していくのも獅子座ならでは。
芸能界にデビューしたての女の子が不特定多数の視線にさらされて、どんどんきれいになっていくようなものです。芸能人までいかなくても、多くの人に情報を伝えるマスコミ関係、あるいは有能なリーダーや指導者として、天性の魅力が発揮できるでしょう。
大きな舞台でなくても、小人数の生徒を指導するインストラクターや、個人を相手にするカウンセラーとしても、影響力を及ぼしポジティブな方向に導くことができます。
仕事運 乙女座（８／２３～９／２２）
自分が社会に役立っているという
充実感が得られる仕事こそが天職
緻密な分析力が発揮できる分野に天職があります。派手に立ち回って注目を集めるよりも、着実に自分の足場を固めていき、気がつけば周囲も一目置く存在となっていることでしょう。
自らがトップにならなくても名参謀として、組織を活性化して大きな成果をあげていきます。
どんなジャンルであれ、自らが持てる能力を余すことなく発揮し、社会に役立っているという充実感が感じられる仕事こそ天職です。
そして、仕事がうまくいっても、「もうこれですべてＯＫ」ということはなく、次なる目標達成のためにスケジュールを埋めていくような状態で、乙女座にとって天職に打ちこんでいると感じられることでしょう。
仕事運 天秤座（９／２３～１０／２３）
人々の利害関係を上手に調整しながら
美的なセンスも最大限に発揮する
人間関係の達人である天秤座の能力を最大限に発揮できるのは、コーディネーター役。利害の対立する人の間の妥協点を見つけて、スムーズに物事を進行していきます。
美的センスを発揮できる分野も天秤座の天職です。ひとりアトリエにこもって芸術作品を仕上げる孤高のアーティストにもなれますが、どちらかというと、実際的な能力も発揮できます。
たとえば、インテリアや美容など、にコミュニケーションをとりながら、与えられた条件のもとで最大限の効果を引き出そうとする能力があります。顧客に感謝の気持ちを伝えられるとき、自分は天職に就いていると実感できるでしょう。
仕事運 蠍座（１０／２４～１１／２２）
人の決めたマニュアルに従うのではなく
自分のやり方をとことん実現していく
蠍座にふさわしい職業の選択肢はあまり広くありません。何となく流れで就いてしまった職業にはいまひとつなじめず、自分は本当はこんなことをしているはずじゃなかったという思いが付きまといます。
ですから、狭いストライクゾーンにぴたりとはまった職業は、蠍座にとってまさに天職です。
興味のある分野をとことん極める研究職、あるいは自分にとって居心地のいい雰囲気を形にした喫茶店やレストラン経営など、決まったマニュアルが存在せず、すべてを自分のスタイルで進めていける職業で持てる能力を発揮できます。
遅咲きタイプなので、若いうちはあせらずしっかりと足場を固めてください。
仕事運 射手座（１１／２３～１２／２１）
好きなこと、興味のあることを
極めればそこに天職のヒントが転がっている
経済的な糧を得たり、社会的な地位を獲得するための仕事は射手座にとって天職とは言えません。
楽しく、やりがいを感じられるジャンルでなければ、どれほど待遇がよくても長続きしないはずです。
最初は仕事と考えなくても、自分のやりたいことを追求していくうちに、社会の役に立ち、生活を維持できる収入が得られるようになれば、それが天職です。
たとえば、ある国に興味を持ち、言葉を覚え、文学を読んだり文化を学ぶうちに、その国の専門家として仕事が舞い込むようになるといったパターン。
そして、天職はひとつとは限りません。いくつになっても新しい分野で天職を見つけることもあるでしょう。
仕事運 山羊座（１２／２２～１／１９）
職業上の規範をしっかり守り、着実にステップアップしていく
責任を持って仕事を成し遂げるる山羊座は、きっちりした組織の中でも自分の能力を発揮して貢献していきます。
職業上の規範に厳しい一面があるので、しっかりとした倫理が求められる政治や金融、医療分野などに天職を見つけることが多いでしょう。着実に一歩一歩キャリアのステップをのぼっていくタイプです。
固い分野だけでなく、芸能や工芸の分野もいいでしょう。インスピレーションだけに頼らず、古くから伝わってきた伝統をしっかり受け継ぎ、自分の中で形にしていくために努力を惜しみません。
こうした適性をいかすためには、早めに自分の天職を見つけ、その道に入るのが望ましいでしょう。
仕事運 水瓶座（１／２０～２／１８）
組織に縛られず、独立した個人として社会に変革をもたらしていく
社会に変革をもたらす仕事こそ、水瓶座にとっての天職です。最新のテクノロジーを駆使する仕事に適性がありますし、伝統的な分野であっても、新しいシステムを持ちこむことで成功をおさめることでしょう。
いずれにしても、水瓶座の仕事人生にとって大切なことは、個人的に独立していること。上下関係が厳しく、下の者は言いたいこともいえないような職場環境では、持てる能力をフルに発揮できませんし、人間関係の軋轢も生じて結果的に組織を離れることになりがちです。
通信システムを駆使して、自由な時間に好きな場所に働くような新しい就業形態こそ水瓶座にとってふさわしい働き方です。
仕事運 魚座（２／１９～３／２０）
多くの人に癒しをもたらす仕事で
秘められた美点や才能が大きく花開く
人間を相手にした創造的な仕事こそ、魚座の天職です。親切で繊細、情に厚いという魚座のポジティブな面を発揮できる仕事なら、使命感を持って働くことができます。コンピュータや帳簿だけを相手にする機械的な仕事では、達成感を味わうことが少ないでしょう。
仕事を通して人から感謝され、自分も喜びを感じられるのなら、分野はあまり関係ありません。
人々に癒しを与える崇高な宗教家から、病人や貧しい人のために尽くす医療や福祉分野、はたまた居心地のいい酒場で客の愚痴を聞くことまで、聖俗どちらでもぴったりきます。
また、ロマンチックな創造力をいかして芸術分野に進むのもいいでしょう。
