無くて七癖、といいますが、誰にもその人特有の性格に、癖や習慣があるものです。
考え方においてもそう。どうも決まった考えのスタイルのようなものがあって、ついその中にはまり込んでしまうようです。
考え方の癖は、あなたの個性や価値観に由来します。だから、あなたそのもの。けっして、悪いとばかりは言いきれません。
でも、あなたの性格のマイナス面から生れる癖は、あなたを停滞させるだけのもの。積極的に直していきたいものです。
どんなところに注意したらいいのか。
星座の知恵か、きっとヒントになるはずです。
性格 牡羊座（３／２１～４／１９）
何のために「勝ちたい」の？ 「勝つ」ことに固執するあまり、その目的を忘れてしまいがち
開拓精神が旺盛で、エネルギッシュなあなたは、グループの中でも、リーダー的存在で、グイグイとメンバーを引っ張っていく才能に長けた人。そんなあなたは、人一倍、「勝つこと」に固執します。
「勝たなければ、意味がない」、「とにかく、勝つ！」、こんな風に考えることはありませんか？ 勿論それはそれで大切なこと。しかしあなたの場合、「まずは勝つ」といった積極性が、後先を考えない、やけっぱちな行動となってしまうことも。
時と場合によっては、引いてこそ物事をより良い方向へ導いたり、負けるが勝ち、といったようなこともあるはずです。
性格 牡牛座（４／２０～５／２０）
固執してこそ、成功を手に入れるあなた。ただし、人の気持ちをお金で換算することには注意
人一倍の忍耐力と、粘り強さを持つあなた。一度、手にしたものは決して離そうとはせず、行動も守りの一手となりがちです。
そんなあなたにとって、世の中は、固執したいことばかり。だから、モノでも考え方でも、こだわり続けたゆえに、成功を手にした例もあるでしょう。あなたの場合、固執することが必ずしもマイナスではないので、基本スタンスは変える必要はありません。
しかし、一つだけ気を付けなければならないのは、相手の気持ちを、お金やモノで推し量ろうとしてしまうこと。それに固執してしまうと、人物判断を誤り、正しい判断を狂わせてしまうことになりかねませんよ。
性格 双子座（５／２１～６／２１）
新しいばかりが、能じゃない。「温故知新」の精神で、古きものの中にある良さを発見して
どのような状況においても、適応力が抜群のあなた。変化のめまぐるしいこの時代、あなたのその順応性は、何よりの強みといって間違いありません。
そんなあなたが、固執しがちな考え方、それは、「新しいのが、最高！」と思ってしまうことです。常に新鮮な刺激を追い求めるあなたは、ともすると、過去から学習しようとする力が不足しがち。
そのため、同じような失敗を、二度三度と繰り返してしまうことが多く、つまらないところで、足をとられてしまうことも。
「古きの中から新しきを知る」、それができれば、あなたの人間性は、ぐっと厚みを増すはず。
性格 蟹座（６／２２～７／２２）
親切が裏目に出ると、煙たがられてしまうことも。見返りに固執しない、大らかな精神が大切
たとえ、自分を犠牲にしてでも、相手に尽くすことを厭わないあなた。その優しさは、傷ついた人の心を癒す、包容力でいっぱいです。
そんなあなたが、つい固執してしまう考え方、それは、「これだけやってあげたのだから、感謝されて当然」と思ってしまうところ。根っからに世話好きなあなたですが、その親切心に対して、どこか見返りを求めているようなところがあります。
そのため、相手からお礼の言葉がなかったりすると、「感謝の気持ちが足りない！」と、ヒスを起こすことも。これでは、せっかくの人の良さも台無しです。
「親切は、いつか自分にかえる」、そう思うことが大切かも。
性格 獅子座（７／２３～８／２２）
「私の言うことは、絶対正しい！」正義感に固執するあまり、状況から取り残されてしまうことも
一見、派手好きに見えたとしても、案外モラリストで、正義感の強いあなた。事の善悪に関しては、人一倍、うるさいタイプなので、その場の状況を考えずに、強引に白黒つけようとすることがあります。
そんなあなたは、「悪いことは、悪い！」と、どうしてもそれに固執してしまいます。あなたのそんな姿に、「言ってることは正しいんだけどね・・・」という周囲のボヤキが、聞こえてきそう。
また、固執しているつもりは全くないものの、「私を中心に、世界は回っている」、と確信しているフシがあるのも注意点。
ふとした瞬間に、横柄な言動をとったりして、ヒンシュクを買ってしまいます。
性格 乙女座（８／２３～９／２２）
高い理想に固執するほど、遠のく幸せ。割り切りと、発想の転換が必要
頼まれたことには、いやな顔をせず、いつも誠実に応える真面目人間のあなた。一見した限りでは、純情可憐で、内気なイメージではあるものの、その実、内面に隠された完璧主義は、相当なもの。
あなたは、何事に対しても「こうあらねば、ならない」という独自基準を持っており、それに固執する傾向が強いと言えます。しかもその基準レベルは非常に高く、日々の仕事の出来具合から、彼氏の外見や年収にいたるまで、手を抜く（気を抜く？）ことはありません。
しかし、「理想はあくまで理想」と割り切らないと、幸せは遠のき、抱えきれないジレンマに、体調を崩してしまうかも。
性格 天秤座（９／２３～１０／２３）
優れたバランス感覚も、使い方次第では、せっかくのチャンスを逃してしまう
何事にもスマートでありたいと考えるあなたは、バランスをとる感覚が抜群です。
そんなあなたの最大の強みにして、最大の弱点が、その「バランス感覚」。固執しているつもりは全くないものの、無意識のうちに「均衡意識」が働きます。ケンカの仲裁など、平和的解決を導く時は良いものの、負の面に傾くと、力関係を両天秤にかけて、どちらのグループに加わる方が得かなど、小ズルイ考えが浮かぶことも。
そう、あまりにバランスをとり過ぎるのも問題です。これでは、「高すぎず・低すぎず」、「多すぎず・少なすぎず」、結果として「鳴かず飛ばず」の人生になってしまうかも。
性格 蠍座（１０／２４～１１／２２）
あまりの慎重さは、チャンスを逃すモト。石橋を叩いてこわすほどの用心深さには注意
たとえ言葉を交わさなくても、相手の心を敏感に察してあげることができるあなた。そんなあなたは、物事を見通す洞察力に優れている反面、何事においても、その裏側にある真実を探ろうとしてしまいます。
そのため、「あの人の言うことは、本当だろうか？」、「この話を、信じて良いのだろうか？」と、常にそれに固執してしまう傾向が。
この用心深さは、詐欺やキャッチセールスなどに、引っかかる危険を避けることはできても、度を越せば、せっかくのチャンスを逃したり、人望を失ってしまうことにもなりかねません。深読みしすぎて、くれぐれもソンしないように。
性格 射手座（１１／２３～１２／２１）
「後悔、先に立たず」今、手にしている幸せを放棄する前に、一呼吸を
「今ここにはないけど、どこかに楽しい何かがあるはずだ」。自分では固執しているつもりはないけど、これがあなたのココロを掴んで離さない、キーワードと言えるでしょう。
向上心の高さと、飽きっぽい性格がミックスされたあなたは、一つのところに安住することができない性質（たち）。そのため、常に高い理想を追い求め、今、手にしている幸せを、あっさり放棄してしまう傾向があります。
しかし、ひとしきり飛び回った後で、「やっぱり、あの時の方が幸せだった」、「一番最初の彼が、自分には合っていた」なんてことになりかねないので、くれぐれも注意が必要です。
性格 山羊座（１２／２２～１／１９）
上昇志向の強さが、自らの首を締めてしまう事も。「頑張らない」ことの効用を見直して
一歩一歩、確実に前進していく、粘り強さを持つあなたにとって、ついつい、固執してしまう考え方、それは「成功しなければ、やる意味がない」と思ってしまうこと。
一見、地味に見えるあなたですが、内に秘めた上昇志向は他人の比ではなく、自分が単なるOLや、そこら辺のサラリーマンで終わることが許せません。
目標のためなら、どんな苦労もいとわないその姿は、時として過酷とも思えてしまうほど。もう十分に頑張っているのだから、これからは、あえて「頑張らない」ことの効用を考え、肩の力を抜いて、生活を楽しむ余裕が必要かもしれません。
性格 水瓶座（１／２０～２／１８）
行き過ぎた「平等主義」は、人間関係を崩すモト。時には、相手に甘える気持ちも大切
独自の感性とユニークさで、人目を引くあなた。時に、エキセントリックな面が、顔をのぞかせたりするものの、基本的にはフランクで、どのような人に対しても、差別することはありません。
しかし、差別意識がない反面、必要以上に「同等な関係」に固執してしまうことも。例えば、思いぶりでご馳走してくれようとした先輩に、「ワリカンで結構です」などと言って、相手の顔をつぶしてしまい、「生意気なヤツ」とレッテルを貼られたりすることも。
対等の付き合いができないと、抵抗感をおぼえる気持ちもわかりますが、TPOに合わせてコントロールすることが、必要かもしれません。
性格 魚座（２／１９～３／２０）
固執する気持ちが、なさすぎるのが弱点。どのような状況下でも、筋を一本通す気概を
誰にでも優しく、柔軟性があるあなたは、状況に応じて、どのような考え方でもできる人。何かに固執することは極めて稀で、固執して失敗するということよりも、むしろ、こだわりがなさ過ぎて失敗するといったケースが多いかも。
根が打たれ弱い性格のため、落ち込んだ時などは、現実から逃避し、その場のムードに流された挙げ句に、危機的状況に陥ってしまったり。あなたの場合は、固執すべき考えを持っておく方がグッドです。
何か一つ、筋を通しておかないと、どこまでも流されて、気が付いたら「ここはどこ？」「私は誰？」的なシチュエーションになりかねませんよ。